• 在宅ワーカーママが青色申告にするべき理由2つ デメリットや注意点も紹介
公開:2021/06/05  更新:2021/05/15

在宅ワーカーママが青色申告にするべき理由2つ デメリットや注意点も紹介

フリーランス、つまり会社などに所属しないで仕事をするにあたって、基本的には開業届を提出しなければなりません。その時に青色申告にするか、白色申告にするかを選ぶことになります。青色申告というと難しいイメージがありますよね。何かと忙しいママたちはつい青色申告をパスしてしまうかもしれませんが、実はママフリーランスこそ青色申告がおすすめです。メリットや注意点をまとめました。

ママが青色申告にするメリット! 控除額が増える

開業届と合わせて『青色申告承認申請書』を提出すると確定申告が白色から青色に切り替わります。すると基礎控除38万円の他に青色申告特別控除65万円(条件によっては55万円)が適用されます。つまり、青色申告にするとパートで勤めているのとほぼ同じだけの控除額になるのです。
青色申告は難しいというイメージがありますが、今は便利なアプリやソフトがあるのでそこまで大変ではありませんでした。

ママが青色申告にするメリット! 保活で有利になる可能性がある

自治体にもよりますが、自宅で仕事をしていることの証明のひとつに開業届や帳簿の控えの提出を求められる場合があります。在宅ワークでも本腰を入れて働こうとすると保育園の力を借りなければ難しい場面も増えていきます。青色申告にすることで、在宅で仕事をしていることの強い証明になります。ただし、いわゆる保活の点数については自治体によって基準が異なります。

青色申告にするデメリットと注意点

青色申告にするデメリットはほとんどありません。ただ、現在健康保険は旦那さんの扶養に入っているという在宅ワーカーさんは開業届や青色申告承認申請書を出す前に旦那さんの健康保険の規約を確認しておきましょう。健康保険によっては年間いくら稼いでいるかという条件だけでなく、月いくら収入があったか、あるいは収入に関わらず開業届を出した段階で健康保険の扶養から外れなければならないことがあります。もちろん自分で国民健康保険に加入することもできますが、収入によっては旦那さんの健康保険の扶養に入っていた方がお得です。※扶養の範囲が必ず得をするという訳ではございません。保険と年金を支払う事で将来の年金の受取が可能となります。

青色申告承認申請書は自宅の管轄の税務署で提出

開業届や青色申告承認申請書は事業所の管轄の税務署に提出します。在宅ワーカーさんなら事業所=自宅のことが多いはず。書類の記入も提出も簡単なので、ぜひママ在宅ワーカーさんは青色申告を検討してみてください。

執筆者 かねこゆかり
略歴:子育て中のフリーライター。場所にとらわれない働き方を模索中です。FP3級所持。

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