• 在宅ワーク初心者は時給制の案件がおすすめの理由3つ
公開:2021/06/26  更新:2021/06/13

在宅ワーク初心者は時給制の案件がおすすめの理由3つ

在宅ワーク初心者の皆さんが仕事を探す際、どのような案件に応募すべきか迷った経験はありませんか?
在宅ワーク歴7年の筆者は今までさまざまな案件をこなしてきましたが、初心者の方には時給制の案件がおすすめです。

推奨したい3つの理由

・働いた分だけ報酬がもらえるため
・継続案件が多く安定しやすい
・継続してもらえれば後で経験として書ける

本記事では、在宅ワーク初心者には時給制の案件がおすすめな理由を、仕事を探す上での注意点も交えて解説します。

働いた分だけ報酬がもらえるため

時給制の案件がおすすめな1つ目の理由は、働いた分だけ報酬がもらえるためです。

働いた分報酬が受け取れるのは当然では?と感じる人もいるかもしれません。

しかし、在宅ワークには時給制の案件以外にも「1記事執筆で〇円」という形の単発のライター案件や、「ネットショップへの商品登録〇件で△円」など、出来高制の案件も多く存在します。

単発や出来高制の案件を受注すると何が起こるかというと、仕事に慣れていないうちは1案件を終えるのに相当な時間がかかってしまう可能性があります。

ライター案件であればテーマ独自の調べものを行ったり、ネットショップの商品登録であればマニュアルを都度確認しながら作業を行ったりするのに手こずってしまいがちです。
そうなると、時給換算した時に最低賃金を大きく下回ってしまうことも十分にあり得ます。
在宅で働けるのは人によっては大きなありがたみを感じると思いますが、さすがに最低賃金未満の報酬しか受け取れないのであれば、続けるのは難しいと感じてしまいますよね。

継続案件が多く安定しやすい

2つ目は、時給制の案件は比較的継続案件が多く、仕事が安定しやすいためです。
時給制案件には、ネットショップやサービスの問い合わせ対応の顧客対応の案件やデータ処理や入力などの事務サポート案件が多く存在します。
なお、月ごとに報酬が発生するタイプの案件も比較的継続案件が多いです。
募集側としては、顧客対応案件や事務サポート案件はこまめに在宅ワーカーを入れ替えるよりも、1人に長く働いてもらい熟練させたほうが業務が効率良く進みます。
初心者在宅ワーカーはこのような継続案件を確保しておくことが収入を安定させる近道となります。

継続してもらえれば後で経験として書ける

3つ目は、時給制でかつ継続案件であれば、履歴書やクラウドソーシングサイトの経歴欄に自分の経験として書きやすいためです。

もちろん単発案件でも書こうと思えば書けますが、継続案件のほうが1つの業務に深く関われる可能性があるため、今後のアピール材料にしやすいです。

在宅ワーク初心者が時給制の案件を受ける以外に意識したいこと

ここまで在宅ワーク初心者には時給制の案件(または月ごとに報酬が発生する案件)がおすすめだと紹介してきましたが、出来高制や単発の案件が悪いという意味ではありません。

むしろ慣れてくれば、出来高制や単発の案件もあわせて積極的に探していくことで、より多くの報酬を得られます。

また、時給制の継続案件だからと言って安心し、その案件だけに依存していると、いざ契約が終わってしまった際に報酬が大きく落ち込んでしまうことが考えられます。

できるだけ複数のクライアントから仕事を請け負い、常に良い案件を探し続けることで安定感のあるフリーランスへと近づけるでしょう。

筆者の場合、初心者のうちは在宅ワークは通勤時間がないことを考慮し、時給換算で最低賃金程度の案件であればお仕事を受けていました。

最初のうちは割に合う案件を探すのは難しいですが、在宅ワークを長く続けるためにも自分を安売りしすぎないようにする姿勢も非常に大切です。

執筆者:小林千鶴
略歴:民間企業で顧客サポートやマーケティングを行う傍ら、ライター業も行う。2015年からリモートワークを行い、在宅ワーク事情に精通。

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