• フリーランスで成功したいなら、「フリーランスで生きる」と覚悟すること 後編
公開:2021/07/01  更新:2021/06/19

フリーランスで成功したいなら、「フリーランスで生きる」と覚悟すること 後編

後編では、フリーランスとして成功したいけれど未だに「フリーランスで生きる」と覚悟できない方に向けて、いくつか助言をしたいと思います。

あなたが家族&自宅大好きなら、速攻で独立すべき

自宅にいるのが苦痛で、できれば家族と顔を合わせたくないという人もいます。
残念ながら私は正反対の性格なので、この助言は私と同じように家族&自宅大好きな方向けです。
あなたが家族&自宅大好きなら躊躇する理由はありません。即座に独立してください。なぜなら、家族と過ごせる時間が圧倒的に多いからです。
会社員なら7:00~8:00には出勤して、帰宅できるのは早くとも18:00頃でしょう。その間、あなたのパートナーや子供は、自分とは全く別の時間を過ごしています。
しかしフリーランスなら、1日中同じ時間を共有できます。
子供の成長は本当に早いもので、1日7:00~18:00まで家を空けている人は1日の46%を離れて過ごしていることになります。睡眠時間も含めれば、子供と接せられる時間はもっと短いでしょう。

フリーランスは40代の人が70%以上を占める

フリーランスって「20代30代の人がなる不安定な仕事」などのイメージを持たれる方が多いと思います。
しかし、内閣官房日本経済再生総合事務局の調査によるとフリーランス人口の実に70%以上が40代です。しかも、60代以上は全体の30%を占めています。

20代30代の人にとってこれは勇気を貰える情報でしょう。人間は年齢に関係なく色々なことにチャレンジできますが、若いほどそのチャンスは多いのですから。
また、「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答した人は78.3%おり、「フリーランスとしての仕事を原因とする病気や怪我をしたことはない」と回答した人は82.3%でした。
やはり多くの人にとって、フリーランスは魅力的なワークスタイルなのでしょう。

スキルはフリーランスしながら身につければ良い

フリーランス独立の中でよくある失敗事例が「スキルを十分に身につけたから独立する」というもの。
一見して効率的ですが、スキルがあれば成功できるのがフリーランスではないため、その現実にぶち当たって失敗する確率が高くなります。
フリーランスにまず必要なことは「仕事に対する責任感」と、クライアントに対する信頼性を生むための「レスポンスの速さ」です。極端な話、最初のうちはこの2つが伴っていれば月収30万円は確実に稼げます。
大切なのは早期段階でフリーランスの世界に飛び込み、「フリーランスで生きるってこんな感じ」と肌で実感することです。
それを実感しなければ仕事を試行錯誤することも、フリーランスとして何が大切かを知ることもできません。
机上の空論ばかりでスキルや知識を吸収するだけでなく、戦場に飛び込んで経験値を積んでください。
100の知識を吸収するよりも、クライアントに送信する1通の営業メッセージの方がよほど自分を成長させてくれます。

さぁ、「フリーランスで生きる」と覚悟を決めよう

正直、フリーランスが増えるのは私たちのライバルが増えるということなので、あまり推奨したくないのが心情です。
しかし、現代人はフリーランスとして生きる方がよほど人生を謳歌できますし、そうした人が増える方が世の中はもっと良い方向へ転がると信じています。
自分のため、家族のため、お金のため、理由は何でも構いません。フリーランスとして成功するには、「フリーランスで生きる」と腹を括ることが何よりも大切なのです。

執筆者 カッシー&トモモ
略歴
夫婦ライター。フリーランスとして独立。以来、企業オウンドメディアを中心に10,000本以上の記事を提供。ビジネス系記事にてGoogle検索結果上位多数。

編集後記

ライター業はスキルなしでも参入しやすい業態の1つです。クラウドソ-シングというサイトなどから仕事の受注はできる状態です。しかしライター1本では5年、10年後に生き残れる方はかなりの専門性が問われる事になるでしょう。1つの切り口から収入を得るのではなく、色々な仕事を組み合わせてバランスを取りながら収入を得ることも長くフリーランスを続けるコツではないかと思います。今は成功でも、仕事は20年、30年間と続けて行かなければならない為、先の見通しをたてながら、業を営む必要性があります。その為には1社1社との取引を大切に、実績を残していく事が重要であると思います。

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