フリーランスでも保育園に入れるのか
結論から言うと、自治体により対応が大きく異なります。厳しい状況の地域もあれば、案外すんなり入れる地域もあります。私の知人に、実績ゼロの専業主婦だけど在宅ワークを始めようと思い、ダメ元で申請したら保育園に入れたという人もいます。
まずは市役所の保育課に問い合わせてみましょう。自分の地域は保活激戦区だから無理だろうと思い込んでいても、立地が悪いなどの理由で空きのある保育園がある場合もあります。あまり周囲の口コミ情報を鵜呑みにしないで、市役所に相談して確実な情報をつかむことが重要。保育園入園の審査基準について情報開示していない自治体でも、職員の方が親切にアドバイスしてくれることもありますよ。
すぐに保育園に入れない場合の打開策
フリーランスとして保育園に入れるのが難しい場合は、一旦どこかに就職して子どもを保育園に預け、そこからフリーランスに転身するという手もあります。これは実際に私が取った方法でもあります。私の場合、就活と保活の同時進行は大変なので、まずは託児所付き企業に就職しました。日中は企業に勤め、夜にフリーランスの準備を進める日々。その後子どもを地域の保育園に転園させ、自身も退職してフリーランスになりました。
仕事・家事・育児に加えてフリーランスの準備など、パワフルママにしかできないと思っていませんか。そんなことはありません。仕事で得た収入で時短家電、宅配弁当、家事代行サービスなどを活用し、時間をつくりましょう。経済面で家庭に貢献している分、夫にも家事・育児のかかわりを増やしてもらうといいですね。
一度就職となると遠回りに感じますが、どのみちフリーランスで稼ぐには技術習得や営業などの準備期間が必要です。また、せっかく就職するのならフリーランスの活動に関連する業界がおすすめ。最新の知識や技術を身に着けられて、独立後の役に立つでしょう。
フリーランスに興味があるなら、一歩踏み出そう
フリーランスは子育てママにぴったりな働き方。子どもがまだ小さいから無理だろうと諦めないで、まずはできることから始めてみませんか。一歩踏み出すと次の道筋が見えてきますよ。
執筆者：sumi
略歴：3歳・5歳児を育てるママライター。地域情報サイトをはじめとした様々なメディアに記事を提供。
