• 高い顧問料は不要!無料で確定申告等の税務の相談をする方法
公開:2021/07/24  更新:2021/07/08

高い顧問料は不要!無料で確定申告等の税務の相談をする方法

フリーランスで仕事をしていると、必要になってくるのが確定申告などの税務手続です。ややこしい手続きは、税理士と契約してプロに任せてしまいたいところですね。しかし独立したばかりの資金に余裕がない状態では顧問料も馬鹿になりません。
そんな時は、無料で専門家に税務相談できる機会を上手に有効に使っていきましょう。

税務署の「記帳指導」を利用する

会社員の場合、会社が年収を税務署に報告し、所得税を給料から天引きしてくれます。したがって、個別に税務手続きを行う必要がありません(医療費控除を受けたい、副業を行っているなどの特殊な場合を除きます)。
しかしフリーランスの場合は、どれぐらい儲かったかを税務署に確定申告で知らせる必要があります。
確定申告の元になるのは日々の取引を記録した帳簿です。帳簿付けは簿記の知識が必要になってくるので、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで利用したいのが、税務署の記帳指導です。パソコンを持っている人は無料の会計ソフトを使って記帳方法を教えてもらえます。
記帳指導の流れはこうです。まず、講習会場での全体的な指導を聞きます。その後、自宅もしくは事務所に派遣された税理士に、個別の記帳指導を受けます。個別の記帳指導では決算~確定申告までの流れを3回にわたって教えてもらえます。分からないことがあったら、ぜひこの機会に聞いておきたいですね。
記帳指導を希望する人は、以下のページより「記帳指導の受講希望アンケート(兼申込書)」に記入して申し込んでください。

商工会議所の相談会

各地方の商工会議所でも個人事業主の税務手続をサポートしています。地方によっては、無料の記帳指導セミナーが開かれている場合もあります。内容は、商工会議所によって異なるので最寄りの商工会議所の情報を検索してみましょう。

執筆者 veyu
実家店舗の経理から、保育士に転職。現在は副業として、在宅Webライターをしています。教育、資格、プログラミングなど幅広い分野の記事を執筆中です。

編集後記

年収もある程度の金額を超えたら税理士の力は必要です。その道のプロフェッショナルに任せる方がノウハウも持っているからです。ただ、税理士も個性がありますので、相性の合う方を探しましょう。税理士によって節税対策に対する考え方は違います。

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