【最低限必要な準備】
◇パソコンの用意
在宅ワークでは、メールやチャットでのコミュニケーションが基本となるため、スマホやパソコンなどの通信端末は必須となります。
業務内容によってはパソコンがなくても大丈夫なケースもありますが、ファイルのやりとりや書類の作成などの作業の発生に備えて用意しておくと安心です。
◇インターネットができる環境を整える
スマホやパソコンなどの端末と同様に、通信環境の確保が必要となります。
スマートフォンの4G回線で最低限のコミュニケーションはとれるかもしれませんが、業務上容量の大きなデータのやりとりが必要となったり、オンライン会議などの予定がある場合はWi-Fiルーターを用意するなど、安定した通信環境を整えておくと安心出す。
◇個人事業主として必要な手続きを行う
自営型の在宅ワークや内職で収入を得た場合は、税務上で個人事業主となり、原則として「開業届」を税務署に提出必要があります。
開業届は、所得税法で「新たに事業所得を生ずべき事業を開始した場合、事業の開始の事実があった日から1か月以内に開業届を提出しなければならない」と定められているので注意が必要です。
【意識しておくべき心構え】
◇ITへの抵抗感をなくす
初心者でもOKな案件では、ITの専門知識は必要ないかもしれませんが、ITに対する苦手意識や抵抗感はなくした方が仕事がスムーズに進めることができます。
在宅で仕事をする場合は、少なくともメールやチャットツールの設定などは自分でおこなう必要があります。
取引先から「IPアドレスを教えてください」というような対応をもとめられる可能性もあるので、「分からない・・・」ではなく「IPアドレスについて調べてみよう」と前向きに考える事が大切です!
◇ラクな事ばかりではないと覚悟しておこう
在宅ワークにはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
好きな場所・時間で働くことが可能な反面、時間管理や体調管理などの自己管理に気を遣う必要があります。
自宅での仕事はどうしても誘惑が多くなりますが、環境に甘えてダラダラ仕事をしてしまうと、報酬に見合わない作業時間がかかってしまう事もあります。