• 在宅ワークとリモートワークの違いについて
公開:2021/09/23  更新:2021/09/05

在宅ワークとリモートワークの違いについて

自宅で仕事ができて時間を有効活用できることから注目されている「在宅ワーク」という働き方。最近では求人などでもよく目にするようになりましたが、在宅ワークと同じような意味で「リモートワーク」や「テレワーク」といった言葉が使われることもありますよね。
そこで今回は、これらがそれぞれどのような働き方を指しているのか、違いについてお話ししていきたいと思います。

【在宅ワークとは?】

在宅ワークとは、その文字通り自宅で仕事をする働き方を意味しています。
実際にはもう少し広い意味で使われることが多く、近年では「自宅を含め、自分の好きな場所で仕事をする働き方」というような意味で使われる事が多くなりました。
基本的には、会社に雇用されている従業員も、自分で事業を営んでいる個人事業主も、自宅で仕事をしている場合は在宅ワークに該当すると考えられています。
雇用型の在宅ワークは「在宅勤務」と呼ばれることが多く、在宅フリーランスというような表現が使われる場合は、フリーランスや副業などの自営型の在宅ワークを指すのが一般的です。

【テレワーク・リモートワークと在宅ワークの違いは?】

◇テレワーク
テレワークはteleworkと表記し、「tele(離れた所)」と「work(働く)」を組み合わせた造語で、オフィスから離れた場所で働くスタイルを指すとされています。
日本では、一般社団法人日本テレワーク協会によって、以下の3つの形態に分類されています。
・施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務)
勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方
・モバイルワーク
顧客先や移動中に、パソコンや携帯電話を利用した働き方
・自宅利用型テレワーク(在宅勤務)
自宅いて、会社とはパソコンとインターネット、電話等で連絡をとる働き方

◇リモートワーク
リモートワークは「remote(遠隔)」と「work(働く)」を組み合わせた造語で、明確な定義があるわけではありませんが、テレワークと同様にオフィスから離れた場所で仕事をする働き方を指す意味で使用されています。
テレワークの方が古くからある言葉なので、省庁や自治体などの使用にはテレワークが使用される事が多いですが、意味的には同じものとなります。

このように「自宅などの好きな場所で仕事をする働き方」を在宅ワークと言い、「オフィスから離れた場所で仕事をする働き方」をテレワーク(リモートワーク)と言います。
つまり、テレワーク(リモートワーク)の方が対象範囲が広く、テレワーク(リモートワーク)の形態の1つに在宅ワークが含まれるという事になります。

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