• 秋田県の求人・在宅ワークについて
公開:2021/10/21  更新:2021/10/21

秋田県の求人・在宅ワークについて

コロナ禍で在宅ワークが注目されています。通勤しなくていいことや人間関係のストレスが少ないことから、副業で始めた在宅ワークを本業にする人も増えています。在宅ワークであれば働く地域は自由に選べます。中には地方への移住を念頭に在宅ワーク求人を探す人もいることでしょう。ここでは秋田県で在宅ワークをするなら知っておきたい暮らしのあれこれ、秋田県での求人情報などを詳しく説明します。

特産品・歴史など・著名人・方言などその地域の特徴など

1871年、明治政府の廃藩置県によって秋田県は誕生しました。秋田県は東北地方の北西部に位置し日本海に面しています。沿岸部は比較的雪が少なく、奥羽山脈に近い内陸部は豪雪地帯として有名です。秋田県の特産品といえば秋田音頭に「秋田名物、八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ、能代春慶、桧山納豆、大館曲げわっぱ」という歌詞があります。県の魚に指定されているハタハタ、そのメスの卵をブリコと呼びます。能代春慶は県を代表する伝統工芸品のことです。桧山納豆は昔ながらの製法で素朴な味わいが特徴の納豆のこと。秋田杉を使った大館曲げわっぱは、弁当箱やおひつが有名ですが、杉が余分な水分を吸収してくれるのでご飯が美味しく感じられます。他にもきりたんぽや稲庭うどん、工芸品であれば秋田銀線細工など、自然と鉱山資源に恵まれた秋田ならではの特産品がたくさんあります。

秋田といえば秋田美人というイメージをもつ人もいるでしょう。古くは歌人の小野小町、最近ですとモデルの佐々木希さんやタレントの壇蜜さんといった方がそれに当たるのかもしれません。男性の著名人も多く、俳優の柳葉敏郎さんや元プロ野球選手の落合博満さんが有名です。柳葉敏郎さんは「踊る大捜査線」という映画の中で時々秋田弁を使っていました。中でも「ほんじなし」という言葉は間抜け、馬鹿者という意味でよく使われる言葉です。他にも「めんけ(かわいい)」、「さい(しまった)」など、可愛らしい方言がたくさんあります。

2021直近の有効求人倍率、最低賃金、経済動向

秋田労働局が発表した2021年7月の有効求人倍率は1.62倍です。1963年の統計開始以降、全ての月を通じて最高となりました。この数字は東北6県の中で最も高い数値です。全国値が1.15倍ですから、秋田県は仕事が探しやすい環境といえるでしょう。職業別の求人としては、保安・警備、建設・土木やサービス業の有効求人倍率が高い傾向にあります。もし秋田県に移住してから仕事を探そうと考えている人は、自分のやりたい仕事があるのかどうか事前に確認した方がよいでしょう。できれば内定を貰ってから移住した方が安心です。在宅ワーク求人は、自分のやりたい仕事を場所を選ばず探せるメリットがあります。

それでは秋田県の最低賃金を確認しましょう。2021年10月1日から時間額が822円に改定されます。従来より30円アップしました。全国平均が930円ですからまだまだ低いといえますが、毎年じわじわと上がっていますので、更なる改善を求めたいところです。秋田県の経済動向調査(2021年7月分)によると個人消費に持ち直しの動きがみられるものの、サービス業は新型コロナウイルス感染症の影響から、宿泊業等で低迷が続いています。製造業は全体として堅調な動きが続いているということです。

県独自の在宅ワークの助成金や住宅助成金など有益な情報

「秋田県住宅リフォーム推進事業」という制度があり、持ち家のリフォームをする際に工事費の補助を受けられます。これに追加して在宅ワーク用の環境整備工事を行う場合は、当該工事費相当額(上限20万円)の補助を受けられます。他にも県外のオフィス業務に就きながら秋田県に移住する場合、「リモートワークで秋田暮らし支援金」という制度があり、企業やその社員を対象に支援を受けることができます。ただし両制度とも細かい要件や申し込みに期限があるため、興味のある人は県のホームページを参照するとよいでしょう。

県のスローガンや子育て、就業、税金面の優遇などそこに住む為の有益な情報や独自の記事

秋田県は積極的に企業誘致をしています。「あきたリッチプラン」と名付けられた誘致の為の優遇・支援制度は全国でもトップクラスです。また豊かな自然環境を活かし、再生可能エネルギーの導入に力を入れています。これら関連施設の建設や運転による経済波及効果、そして雇用の創出が今後見込まれています。住環境の面では持ち家比率が高く住宅面積も全国でトップレベルです。土地代が安いので若い人でもアパートやマンションの家賃を払う感覚でローンの返済が可能です。また物価が非常に低いのも特徴です。総務省の小売物価統計調査票(2021年9月17日公表)では、東北6県の中で最も低い数値です。在宅ワークを念頭に、地方への移住を考えている人にとっては魅力的なポイントではないでしょうか。

子育てに関しては保育所申込に占める待機児童数の割合が低く、共働きでも子育てがしやすい環境です。在宅ワーク求人でせっかく仕事を見つけても、自宅で育児の必要もあるとなると、仕事に集中するのはなかなか容易ではありません。また秋田市では子育て世帯が移住する場合に、「子育て世帯移住促進事業補助金」という制度が設けられています。住宅を購入する場合や賃貸契約に係る費用の補助が受けられる他、転居に係る費用も一部負担してもらえます。秋田県は観光地や温泉が多く、竿灯を始めとした様々な催し物があります。家族みんなで温泉地巡りに出かけるのもよいのではないでしょうか。

人口・面積・世帯数

秋田県の総面積は約11,637平方キロメートルで全国第6位の広さを誇ります。人口は2021年9月1日現在938,347人で、世帯数は390,527世帯となっています(美の国あきたネットより抜粋)。人口は減少傾向にあり、過去10年間その傾向は続いています。働き手が不足しているため、他県に比べ仕事が探しやすいといえます。

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