• 魅力いっぱいの福井県へ
公開:2021/10/17  更新:2021/10/17

魅力いっぱいの福井県へ

自然が豊かな福井県。その豊かな自然から育まれる海の幸・山の幸は一年を通して豊富で、食の豊かさは日本屈指の県です。福井県は、県民の幸福度が高いことでも知られていて、仕事、教育、生活の観点からも暮らしやすい県だと言われています。県外からの移住・定住促進も積極的に行っていて、北陸新幹線開通もあって徐々に注目されている県です。ここでは福井県の魅力を紹介します。

特産品・歴史など・著名人・方言などその地域の特徴など

福井県福井市内の中心部から10キロほど離れた場所には、戦国時代の武将朝倉義景氏の本拠地のあった一乗谷遺跡があります。当時は越前国の大名として栄華を誇り、周囲は武家屋敷や町家が並ぶ城下町でした。その朝倉氏を滅ぼした柴田勝家の本拠地北ノ庄跡、柴田勝家の甥が建立した丸岡城など、福井県内には戦国時代の史跡が多く残っています。

福井県は日本を代表する実業家、藤田晋氏を輩出した地としても知られていて、人口あたりの出身都道府県別社長数では例年トップの座に君臨しています。福井県内には鯖江地方の眼鏡産業、県内一帯に広がる繊維産業、電子部品製造など独立系の企業が多いことが社長数の多さに影響しているとも言われています。福井県内に豊かに広がる自然と同様、福井県民の話し方も語尾を伸ばしてゆったりと大らかに話すのが特徴です。おっとりとした印象とは反対に、商才に長けた人が多く、社長の数の多さからも自分の信念を貫くことができる努力家が多い県民性です。

2021直近の有効求人倍率、最低賃金、経済動向

2021年8月分のデータ(2021年10月1日発表)によると福井県の有効求人倍率は1.99倍と全国で1位でした。16ヶ月連続の1位となっていて、他の都道府県に比べて、求職者には有利な県と考えられます。業種別に見ると、他の都道府県と同様、製造業、サービス業が増加傾向で、中でも福井県の主要産業である眼鏡等製造業の増加が目立っています。

また、福井県の最低賃金は、繊維業では830円、機械製造業は874円、電子部品製造業では857円、スーパー・百貨店などでは840円です。首都圏と比較すると最低賃金は低いですが、福井県の景気動向指数は2020年の春に底を打ってから2021年は改善傾向にあります。コロナウィルス感染拡大の影響を受けて全国同様、飲食業は依然厳しい状況ですが、福井県内の建設業・製造業での景況感の改善が顕著です。

県独自の在宅ワークの助成金や住宅助成金など有益な情報

福井県の在宅ワーク求人は、商品のアンケートモニターや市場調査、データ入力、テレフォンアポインターなどが多いです。一方、会計・経理スタッフやIT技術サポート者など専門知識が活かせる仕事もあります。福井県内の在宅ワーク助成金は、「テレワーク利用促進助成金」制度があり、一定要件を満たした中小企業事業主向けです。テレワーク導入の際に必要になる情報通信機器環境を整備するための補助金となっています。他にも、福井県では事業者向けに「福井県雇用維持緊急助成金」制度を設け、安定した雇用環境の維持に努めています。

福井県では、住宅取得支援事業にも積極的に取り組んでいて、県内の居住誘導区域内の住宅取得や、賃貸住宅に居住する場合には補助金を出しています。福井市内では、中古住宅取得やリフォーム、空き家を取得する場合には補助金が出るなど、福井県内の市町村で独自の制度で住宅支援を行っています。

県のスローガンや子育て、就業、税金面の優遇などそこに住む為の有益な情報や独自の記事

福井県では、2024年の北陸新幹線の福井・敦賀開通を前に、「地味にすごい、福井」をスローガンに、首都圏へ向けて積極的に情報配信を行っています。福井県の豊かな自然と文化、一見素朴な中にも日本を代表する技術力とそれを磨き上げる一本気な県民性がそこにはあります。また、福井県は全国貯蓄額ランキングでは常に上位です。実は福井県では親との同居率が高く、親と同居することよって生活費が抑えられること、親からの子育ての支援を受けやすい環境であることから、共働き世帯が多いことが貯蓄額に影響しています。

子育ての環境としては、待機児童ゼロ、全国平均を上回る出生率が子育てがしやすい環境であることを示しています。県内の子育て支援も充実していて、県では第二子以降の3歳未満保育料の無償化と、経済的状況に応じて家庭での子育て支援金制度を設け、子育ての経済的支援も行っています。

人口・面積・世帯数

福井県の総人口は約76万人、世帯数は約28万世帯あります。福井市の人口が最も多く、28万人、10万世帯が暮らしています。次いで人口が多いのは坂井市の9万人、越前市の8万人です。海にも山にも囲まれている福井県の面積は4,190平方キロメートルと決して広い県ではありませんが、人口密度が低いので、喧騒とは無縁。ゆったりと暮らすことのできる場所です。今後北陸新幹線が福井駅に開業すると、東京・福井間が約2時間40分の所要時間で行くことができ、福井県と首都圏との距離がぐっと近く感じられるようになるでしょう。

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