• 在宅ワークに資格は必要?もっておくと有利な資格について徹底解説!
公開:2022/03/11  更新:2022/03/07

在宅ワークに資格は必要?もっておくと有利な資格について徹底解説!

在宅ワークをする場合、仕事に関連する資格をもっておくべきなのか、と考えてしまうものです。

ですが、資格によってはとてつもなく難易度が高いため、取得に一苦労するというわけです。

また、資格を取得したのに使い道がなかったなんてことになると、お金も時間も無駄になってしまいます。

そこで今回は、在宅ワークの資格についてお話ししますので参考にしてみてください。

在宅ワークに資格は必要?

資格の取得

結論から言いますと、在宅ワークに資格は必要ありません。

ただし、仕事に関連する資格を持っていても損はないというわけです。

なぜなら、資格があることで仕事につながる可能性があるからです。

たとえば、経理職であれば簿記の資格を持っていないと採用されないケースがあります。

逆に、簿記の資格がなかったとしても経験が10年や20年あれば採用される場合もあります。

高難度の資格であれば、かなり需要がありますし手に職をつけられるため取得しておくのもいいでしょう。

在宅ワークで持っておくといい資格について【IT系】

基本情報技術者

もし、IT系の在宅ワークをしたいとお考えなら、基本情報技術者の資格を持っておくべきです。

基本情報技術者とは、ITエンジニアの登竜門と言われている資格のことを指します。

名前の通り、ITの基礎を学べるためIT系の仕事をしたい人に人気の資格です。

試験の出題内容は、ネットワークやセキュリティをはじめ、マネジメント、マーケティング、財務など幅広い傾向にあります。
基本情報技術者の合格率は約25%と言われており、かなり難しい資格だと言えます。

在宅ワークで持っておくといい資格について【デザイン系】

デザイン系

Photoshop・Illustrator

Webデザイナーを目指すのであれば、PhotoshopやIllustratorを使いこなせる必要があります。

どちらも資格ではなくソフトですが、Webデザインをする場合、PhotoshopかIllustratorを使う会社の割合が非常に多いため、必須条件と考えるべきです。

カラーコーディネーター・色彩検定

デザインは、色を使うこともあり、カラーコーディネーターや色彩検定などの色に特化した資格を取得しておくべきです。

色彩検定は3級から1級まで、カラーコーディネーターはアドバンスクラス、スタンダードクラスの2種類から受験できます。

色彩検定の合格率は、3級が76%前後、2級が77%前後、1級が45%前後で推移しています。

カラーコーディネーターは、スタンダードクラスが84%前後、アドバンスクラスが65%前後とどちらもそこまで難しくない資格だと言えます。

在宅ワークで持っておくといい資格について【事務系】

マイクロソフトオフィススペシャリスト

在宅ワークで事務系の仕事をお考えなら、マイクロソフトオフィススペシャリストの資格をおすすめします。

MOSとも呼ばれ、マイクロソフトのWordやExcelなどを使いこなせるという基準になる資格です。

つまり、完全な事務系に特化した資格と言えます。

MOSの資格を持っていれば、パソコンのスキルが最低限あると認識されるため、仕事を獲得しやすくなります。

MOSの合格率は、スペシャリストが約80%、エキスパートは約60%と言われており、比較的取得しやすい傾向にあります。

Webライティング能力検定

Webライティングで在宅ワークをしたい、もっと稼ぎたいとお考えならWebライティング能力検定がおすすめです。

Webライターは、文章さえ書けてしまえば名乗れてしまうため、実力が低い人もいれば高い人も存在しています。

そのために、Webライティング能力検定を取得しておけば、一定の実力があると見てくれる可能性があります。

Webライティング能力検定の合格率は47%前後となっており、比較的取得しやすい資格だと言えます。

日商簿記

企業の経理業務を把握する資格が日商簿記で、どんな業種でもかならず必要ですから、どの資格よりも重要だと言えます。

日商簿記を3級でも持っていれば中小企業の経理が理解できると判断され、仕事がもらえるチャンスが高くなります。

また日商簿記2級や1級になると、大企業レベルで会計処理ができますし、税理士事務所などの専門職のサポートもできる資格です。

日商簿記の合格率は実施回によって大きくことなりますが、3級は29%前後、2級は24%前後、1級は10%前後と3級からかなり難易度が高く価値のある資格と言えます。

在宅ワークのために資格を取得するメリット

モチベーションUP

在宅ワークをするために資格を取得するメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

仕事を獲得しやすい

すべての資格に該当するわけではありませんが、特定の資格を取得すると仕事を獲得しやすくなります。

とくに、難易度が高く特殊な資格であれば需要があるため、仕事に困らなくなります。

自信につながる

資格をもっていると、一定の知識があることが認められるため自信につながります。

逆に、資格をもっていないと自分自身がどの程度のレベルにいるかが分かりませんし、依頼主に説明もできなくなってしまいます。

作業の効率化をはかれる

資格を持っているということは、ある程度の知識を持っているため、場合によってはいちから調べるという作業がなくなります。

依頼された仕事で、資格の勉強の範囲内で対応できれば、それこそその分の勉強時間が短縮されるためかなり効率よく納品できます。

また、資格を取得していれば何が間違っていて何が正しいのかもある程度理解しているはずですから、ミスも減ります。

在宅ワークのために資格を取得するデメリット

では、在宅ワークのために資格を取得するデメリットについて見ていきましょう。

お金と時間がかかる

やはり、どの資格も取得しようと思えば、お金も時間もかかります。

場合によっては通信教育で学んだり、テキストや問題集を複数買って勉強したりすることもあるでしょう。

当然、高額な通信教育であれば結構な費用がかかりますし、難しい資格はとてつもなく時間もかかります。

学生ならまだ時間はとれるかもしれませんが、社会人になると勉強にすべてをささげることはできません。

合格するまで根気が必要

難しい資格ですと、合格率が非常に低いため一生懸命勉強したのに不合格になってしまう場合があります。

仮に合格率50%でも、2人に1人が不合格になる計算ですから、対象が自分になるかもしれません。

もし仮に、不採用になってしまったら再度勉強しなおす気力はあるでしょうか。
試験によっては1年に1回、または2回しか開催されない場合があるため、それまでに根気が続かないことがあります。

むやみに資格を取るのはよくない

資格が大切と思ってしまった結果、手あたり次第に取得する場合があります。

なかには、誰でも取れるような資格をはじめ、業務に必要なさそうなものまで取得することも考えられます。

学生の就職活動では、もしかしたら話のネタとして使えるかもしれませんが、社会人なら話は別です。

仕事に必要な資格だけではなく、無関係なものまで取得してしまうと、結局なにがしたいのかが見えなくなってしまいます。

それでしたら、やりたい仕事の資格だけを取得し、あとは実務でスキルを磨くべきです。

在宅ワークの資格のまとめ

在宅ワークをするために資格は絶対に必要ではありません。

ですが、資格があることで採用されることがありますし、自信にもつながります。

もし、特定のジャンルで在宅ワークをしたい、活躍したいとお考えなら資格取得を考えてみてはいかがでしょうか。

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