お米
ふるさと納税返礼品で人気が高いのが、お米です。相場は寄付額1万円あたり10kgで、粒がそろっていないなどの訳あり品だとコストパフォーマンスがさらによくなります。お米を定期的に届けてくれる定期便もあり、遠方に高齢の家族が住んでいる人や、育児中など買い物で重いものを持ち運ぶのが大変だという人にも重宝されています。
お米は白米だけでなく玄米を選ぶこともできます。また、真空パックに詰めて届くものもあります。白米だと精米してから1カ月をめどに食べる必要がありますが、玄米だと保存できます。健康志向で玄米を食べたい人や、少しずつ精米して鮮度のよいものを食べたい人など、さまざまな要望に応えられるのも特徴です。
お米は全国多くの自治体が返礼品として扱っています。特に人気があるのは、新潟県産のコシヒカリや北海道産のななつぼしなどです。新潟県産のコシヒカリはふっくらとしていて水分を多く含んでいるのが特徴です。甘みが強く、白いごはんだけでもおいしく食べられます。北海道産のななつぼしは冷めてもおいしく、お弁当などに入れるのもぴったりです。
お米は通年申し込みができますが、新米は9月・10月頃から届けてくれる自治体が多いです。新米を希望する場合は、秋ごろに各自治体のホームページやふるさと納税のサイトを確認するとよいですよ。
フルーツ
旬のフルーツはふるさと納税返礼品として人気があります。福岡県新宮町の「あまおう」や佐賀県白石町の「さがほのか」、宮崎県日南市の「完熟マンゴー」、山形県長井市の「シャインマスカット」は特に人気が高いです。中には新潟県新発田市の「ル・レクチェ」など一般の小売店でお目にかかれないフルーツも申し込むことができます。
寄付額に対する市場価格の割合を「還元率」と言いますが、フルーツの返礼品は還元率が高いものが多いです。というのも、自治体が生産者から仕入れる金額が市場に出回る額よりも安いことが多いからです。また、フルーツの返礼品は寄付額がリーズナブルで、1万円以下から申し込めるものもあります。
フルーツの返礼品は、通年申し込めるものが少なく、数量限定のものや先に申し込みを受け付けて旬の時期に配送してくれるものがあります。中には申し込み開始からすぐに受付終了してしまう、人気の返礼品もあります。気になるフルーツがあったら、早めに申し込んでおくのがおすすめです。
また、フルーツの特産地の自治体はフルーツだけでなく、フルーツを使った加工食品の返礼品もそろえていることが多いです。ジャムなどの日持ちのする加工食品は、保存したり人にあげたりできるため、人気があります。
ムーミングッズ
自分用にも、女性や子どもへのプレゼントにもおすすめなのが、埼玉県飯能市のムーミングッズです。埼玉県飯能市は、町をあげて北欧化していると話題の自治体です。市内にはムーミンバレーパークやあけぼの子どもの森公園、ノーラ名栗など北欧をコンセプトにした観光施設が点在しています。飯能駅に降り立った瞬間から北欧の雰囲気を楽しめます。
埼玉県飯能市のふるさと納税返礼品では、ふるさと納税返礼品でしかもらえないムーミングッズが話題です。それが、若い女性や主婦の間で人気のanelloのリュックサックです。17Lの容量のリュックサックと10Lの容量のリュックサックがあり、黒やグレーを基調とした落ち着いたデザインです。外側のポケットの部分にムーミンのキャラクターがプリントされていて、とてもおしゃれです。
他にも、ムーミンバレーパークオリジナルのARABIAのマグカップや、Klean Kanteenのステンレスボトル、折りたたみ傘など、在宅ワークで普段使いできるものやお出掛けのお供にぴったりな返礼品がそろっています。ARABIAのマグカップは大事に使えば使うほど価値が出ると言われています。また、Klean Kanteenのステンレスボトルは数種類の色とデザインから自分に合ったものをチョイスできます。
埼玉県飯能市のムーミングッズの返礼品は随時追加されていて、毎年申し込みをする人もいるほどです。ムーミングッズを申し込んだ場合の寄付は、すべて飯能市の「北欧化」つまり観光推進に使われます。グッズだけでなく北欧をコンセプトにしたグランピング施設「ノーラ名栗」で利用できるバーベキューチケットもあります。北欧が好きな人にぴったりの返礼品がそろっていますよ。
