• 在宅でできる人気のお仕事、テレアポ求人!テレアポ業界ってどんな感じ?
公開:2022/05/02  更新:2022/04/27

在宅でできる人気のお仕事、テレアポ求人!テレアポ業界ってどんな感じ?

在宅のお仕事を探していると見かけるテレアポ求人ですが、実際はどんなお仕事なのかよく分からないという人もいるでしょう。ここではテレアポ業界の内側、お給料の相場や向き不向きなど深堀していきます。お仕事探しの参考にしてみてくださいね。

テレアポとはこんな仕事!業界を深堀!

テレアポ

テレアポとはテレフォンアポインターの略で、電話による営業を行う仕事のことをいいます。インターネットが発達した今でも電話での営業ってそんなにやってるの?と思う人もいるかもしれません。確かにコミュニケーションはSNSなどによる通信が主流になってきている風潮はありますが、営業に関してはテレアポは今でも王道の手段なのです。なぜならSNSや広告などによる営業は、お客様の目に止まって興味を持ってもらったら、お客様からのアクションを待つ必要があります。そのため、どうしても受け身の営業になりがちですよね。その点、テレアポによる営業は対象となる顧客の的を絞ることができますし、お客様の反応を見ながら対応できるので、そのサービスを必要としている人にダイレクトに届く確率が高いのです。今後もテレアポ業界のお仕事は安定して需要があると思われます。

テレアポは企業が代行業者を通じて依頼することが多いです。大企業を除き、自社でコールセンターを持ってテレアポを雇用しているような企業はなかなかありません。自社で場所を用意して、テレアポなどのコールスタッフを育てていくためには、沢山の費用が必要になるからです。そのため小規模の会社でも利用できるテレアポ代行業者が存在し、会社とテレアポさん達をつないでいます。

テレアポを行うのはどんな業界が多い?

基本的にどんな業界でもテレアポを行っています。例えばIT業界では自社で構築したシステムを企業に売り込むためにテレアポを利用します。製造業であれば、自社の製品を企業向けにプレゼンする為に利用することもあるでしょう。旅行業界ではパッケージツアーの売り込みをしたり、食品業界ではお客様に直接商品の案内をしたりなど、その内容は多岐に渡ります。

商品を売りたいからといって自分で手あたり次第電話営業をしていたらそれだけで時間が過ぎ、本当に必要としてくれる人までたどり着くのに多大なエネルギーが必要となり、効率が悪いですよね。そこで電話で見込みがありそうな人をピックアップしてもらうためにテレアポを頼むのです。テレアポさんが約束を取り付けてくれた人は商品に興味がある人ですから、営業成果につながる可能性も高いでしょう。自社製品を広めたい、営業をかけたいと思う担当さんの数だけテレアポのお仕事があると言ってもいいかもしれませんね。

具体的にどんな仕事をするの?

その名の通り電話を使って営業をするのですが、リストに基づいて個人や企業にこちらから営業電話をかけ、よい反応を示してくれた見込み客と営業さんをつなげる新規開拓のお仕事です。契約をとるため、たくさんの人に電話をかけることになるでしょう。電話はパソコンの回線を使い、ヘッドセットを同時利用することが多いようですが、通常の固定電話や携帯電話を使うこともあります。電話をかけた数や成約数を申告し、その成果によっては昇給も見込めることが多いです。ノルマが課されることもありますが、パートやアルバイトの場合はそれほどきつく言われることは少ない印象です。とにかく数をこなして成約数を稼ぐ!これに尽きるでしょう。

似たようなお仕事に「テレオペ」や「テレマ」がありますが、テレオペはテレフォンオペレーターの略で、主に顧客からの電話を受ける仕事です。どちらもコールセンターの仕事の範囲内ですが、自分からかけるか受けるかの違いがあります。「テレマ」はテレマーケティングの略で、既存の顧客や見込み客に対してテレアポよりさらに一歩進んだ営業を行う仕事で、電話をかけることも受けることもあるでしょう。どちらかというと「テレアポ」よりも「テレオペ」や「テレマ」のほうが、営業する商品に対しての深い知識や理解が必要とされます。

在宅と通勤の違いは?

テレアポは電話がかけられる環境があればどこでも行うことができるため、在宅でのお仕事向きであると言えるでしょう。対面する必要がないので、必要な機器さえあれば自宅でもコールセンター内でも同等に仕事ができます。在宅テレアポと通勤テレアポの一番の違いは、周りに他の人がいるかいないかでしょう。コールセンターに通勤しての勤務なら、周りに同じ仕事をしている人がいたり、困りごとをすぐに相談できる人がいたりといった利点があります。ただ、指定された場所に通うための通勤時間や交通費、最低限の身だしなみなどは求められるでしょう。

在宅での最大の利点は、自分の都合の良い時間を勤務時間にできることです。案件によっては時間指定があることもありますが、基本的に自分の空いている時間を仕事に充てることができ、子育てや介護などで自由に外に出にくいような方でも活躍することが可能です。その分、自己管理が必要だったり、孤独感を感じたりといったことがあるでしょう。在宅テレアポの求人に応募すると、ほとんどは面接やテレビ電話、チャットなどで最初に上司になる人との面談があります。電話やチャットで相談しやすい環境があるのか、上司の人のサポートがしっかりしているかなどを考えて選ぶのが長続きのコツです。

テレアポのお仕事の相場ってどんな感じ?向き不向きはある?

時給1500円

テレアポの求人を見ていると、一般的なパートなどよりも時給が高めに設定されていることが多いです。営業は商品売り上げの重要なポジションですし、単純な事務などと比べて根気が必要だったり、臨機応変な対応が求められたりするので、他の仕事よりもより多くの報酬を出してテレアポさんに頑張ってもらいたいという企業側の気持ちの表れでしょう。

テレアポの時給相場

テレアポの平均時給は東京で約1570円です。全体的なパートアルバイトの時給が1203円ですから、高めの時給であると言えるでしょう。案件によっては2000円を超えるものや、成果によって3000円以上の時給を出してくれるところもあります。在宅でのテレアポの時給相場は1000円前後のようです。ただ、テレアポの報酬は、時給制と電話をかけた件数や成果に対する完全出来高制に分けられ、成果によってはあまり稼げなかったり、逆に慣れてきて思った以上に報酬をもらえたりということが起こります。在宅ワークとしてよく知られるシール貼りや封筒の宛名書きといった内職のお仕事は、時給換算で大体200~600円だと言われているので、やはりテレアポの時給は高いほうだと言えますね。

テレアポに向いている人

時給が高い分、お仕事に要求される内容も濃いので、どうしても向き不向きはあります。まず、電話に対する抵抗がない人が向いていると言えるでしょう。ただ、最初から電話で話すのが得意という人はまれですからそんなに心配はいりません。テレアポの仕事はマニュアルがあることがほとんどですので、初めはそれに沿って回数をこなしていきます。経験を重ねていくと、丁寧な話し方や対処の仕方が身についていくので、辛抱強い人も向いているでしょう。人と話すことや聞くことが好きな人も良いですね。専業主婦で人と話す機会が欲しい人にもおすすめです。お客様との会話を楽しめるようになってきたらしめたもの。こちらのポジティブな気持ちはお客様にも伝わりますから、営業が楽しくなってくるでしょう。

成果が目に見えやすい仕事でもあるので、向上心のある人も向いています。もう少しで目標到達できるから頑張ろうと闘志が沸いたり、評価されて自身がついたりと、やりがいのある仕事でもあります。自分がとったアポイントが営業さんの大きな成果に結び付いたときの喜びはひとしおでしょう。また、営業をしていると様々なお客様に出会います。中にはお客様が営業電話にあまり良い印象を抱いておらず、つらく当たられてしまうこともありますが、「そんな時もあるよね!」くらいの楽観視ができるようだと良いかもしれません。

テレアポに向いていない人

逆に向いていないのは、人と話すことを苦痛に感じてしまう人でしょう。とにかく電話をかけてお客様と話をすることが仕事なので、そこがハードルになってしまうと仕事がつらくなってしまいます。ただ、電話をかけているうちに話すことが苦でなくなることも珍しくありませんので、人生経験を積むような気持ちで挑んでみるのもありですよ。

テレアポの仕事はマニュアルに沿って電話することを繰り返すので、ルーチンワークが好きでない人もあまり向かないかもしれません。同じことを延々と繰り返しているうちにイライラしてしまうようだと難しいでしょう。パソコンの操作もありますが、文字を打つなどの基本的なことができれば大丈夫なのでそれほど技能は求められません。

いろんなお客様を相手にしますので、うまくいかなかったときに気持ちの切り替えがうまくない人や、感情的になってしまう人も向きません。電話越しの声だけの営業なので、滑舌が悪い、訛りが強いといった言葉の癖も不利になりがちです。自分の向き不向きを見つめ直してみてくださいね。

ビジネス面でもメンタル面でも成長できる!テレアポのお仕事をおすすめできる人

テレアポの仕事をすると電話対応の仕方や正しい敬語の使い方を学ぶことができますので、ビジネススキルが上がります。学生のうちに経験すれば就活でも大いに役立つでしょう。企業での経験が少ない主婦の方でも、経験を積んでコミュニケーション能力が磨かれ、これからの人生に生かされるはずです。様々な対応を重ねていくうちにメンタルが鍛えられ、多少のことはものともしない強靭な精神を身に着けられるかもしれません。成果を上げて認められれば、スキルアップも可能となります。

在宅の場合はもちろん、通勤の場合でも自由シフトで自分の都合がつくときだけ勤務できるところも多く、仕事の時間をある程度自由に決められるのも魅力です。隙間時間を有効活用したいと考えている人にもテレアポのお仕事はおすすめです。

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