• 在宅ワークの求人情報を探すには?相手が守秘義務を大切にしているかなど危険度をチェックしよう!
公開:2022/10/03  更新:2022/09/30

在宅ワークの求人情報を探すには?相手が守秘義務を大切にしているかなど危険度をチェックしよう!

安心して在宅ワークを続けるには、どこで求人情報を探すかがとても重要です。フリーランスのライターやブロガー、個人事業主なども在宅ワーカーを募集しているケースは少なくありません。ただ、安全を考えるなら信頼できる求人サイトで、案件を探しましょう。この記事では、在宅ワーカー向けに求人サイト掲載企業のメリットを解説します。

なぜフリーランスやブロガーは危険?注意するべき理由を紹介

在宅ワークのリスクをチェック

フリーランスやブロガーが在宅ワーカーを募集しているときは、内容に十分注意しましょう。仕事が欲しくて応募したのに、逆に不利益を被る危険もゼロではありません。以下、フリーランスやブロガーが掲げる案件のリスクについて説明します。

#リスク1.個人の利益だけを追求している可能性
第一のリスクは、フリーランスや個人ブログの多くが「自分の利益だけを追求している」点でしょう。もちろん、仕事である以上、利益を追求するのは当然です。ただ、個人は「契約先にも利益を与えなければならない」「パートナーを守らなくてはならない」という発想が薄くなりがちです。自分本位の考え方でビジネスを計画するので、業務委託先の在宅ワーカーへの報酬を大切にはしていません。もしもビジネスが上手くいかなければ、簡単に現在の契約先を切り捨てる可能性も出てくるでしょう。

#リスク2.秘密保持・守秘義務をおろそかにしている
フリーライターや個人ブロガーの中には、情報の取り扱いについての知識が不足している人もいます。これらのタイプは、秘密保持や守秘義務の概念を正しく理解していません。自分たちが取り扱っているデータや個人情報はもちろん、契約する在宅ワークの素性すら、雑に扱う場合があります。彼らがうっかり情報漏洩してしまうと、関わりのあった在宅ワーカーも大きな被害を受けるでしょう。

#リスク3.違法行為に巻き込まれることも
名前の知られていない個人と仕事をする際、気をつけたいのが安全性です。違法行為に手を染めて、利益を追い求めているフリーランス、個人ブロガーは少なくありません。たとえば、ねずみ講やマルチ商法の勧誘をしているケースが考えられます。アダルト商品や禁止されている薬物を売買しているパターンもありえるでしょう。さらに、薬事法や誇大広告についての知識がないまま宣伝記事を量産しているサイト、ブログも法的に罰せられる可能性があります。

これらの違法なライター、ブロガーと契約を結んでいると、彼らが検挙されたときに巻き添えを食らってしまいかねません。もしも法的に処罰されなくても、在宅ワーカーとしての信頼は大きく損なわれてしまいます。違法な仕事をしている人間とは、最初から接点を持たないのが無難です。

#リスク4.お金をだまし取ろうとする人間もいる
在宅ワーカー自身をターゲットにしているフリーランス、ブロガーもいます。こうしたタイプは、言葉巧みにビジネスのいい面ばかりを説明してきます。そして、「わずかな労力で、大きく稼げる」といった内容を吹聴してくるでしょう。ただ、こうしたビジネスに興味を示すと、「では入会金がかかります」「仕事に必要な道具は買取です」などの、新しい条件を提示してきます。

そのほか、契約した在宅ワーカーを恫喝し、お金を払わせようとする人もゼロではありません。「あなたのおかげで損害が出た。弁償しろ」といった口調で激しく責め立て、在宅ワーカーの逃げ道をなくしてしまうのです。在宅ワーカーを食い物にしている人間と関わってしまえば、縁を切るのにとても苦労します。危険な雰囲気の相手とは、連絡を取らないようにしましょう。

悪質な依頼人を見抜くには?フリーランスやブロガーのチェックポイント

個人事業主やフリーランス、ブロガーが在宅ワーカーを募集している際は、危険度をしっかり確かめましょう。悪質な発注者の振る舞いにはある程度の共通点があります。以下、連絡する前に必ず押さえておきたいチェックポイントです。

#チェックポイント1.案件の具体性
フリーライターやブロガーが案件を掲載していたら、その内容を細かく読み込みましょう。問題のない仕事であれば、具体的な仕事内容が記されています。なぜなら、普通の発注者はクオリティの高い仕事を在宅ワーカーに頼みたいので、最初から求めていることを明確にしたいからです。しかし、悪質な発注者は公にできないような内容を在宅ワーカーに頼もうとします。これらの案件は、堂々とネット上に掲載できません。そこで、「詳細は連絡をいただいた人にだけ伝えます」といった書き方をします。案件募集の時点で具体性が見えないなら、在宅ワークの仕事に応募するのは止めましょう。

#チェックポイント2.実績や評判がネットに出てくるか
発注者の実績、評判も大事なチェックポイントです。過去にまともな仕事を依頼してきた発注者なら、どこかに実績や評判が載っている可能性は大きいでしょう。仮に評判が見つかったとしても悪い意見であふれていれば、応募は避けたいところです。なお、自作自演のレビューを書いて、自分の評判をよく見せかけようとしているフリーライター、ブロガーもゼロではありません。評判を確認するときは、具体的な内容が言及されているかどうかも注意しましょう。

#チェックポイント3.トライアルテストの条件は健全か
正式な契約を結ぶ前の「トライアルテスト」の条件も見極めることが肝心です。トライアルテストとは、在宅ワーカーの能力を審査するための試験です。通常は簡単な作業を任せて、発注者が在宅ワーカーのスキルをチェックします。しかし、悪質な発注者はトライアルテストで本当の作業を行わせようとします。そして、「トライアルテストなので報酬は安くなります」と言い放ち、不合格にするのです。少しでもコストを抑えようと、トライアルテストを不正利用する発注者は少なくありません。健全な発注者と出会うには、トライアルテストの時点で正当な報酬を用意しているかどうか確認しましょう。

#チェックポイント4.発注者の言葉遣いや態度
在宅ワーカーを大切にしていない発注者とは、仕事をしないのが得策です。言葉遣いや態度が適当な発注者は、在宅ワーカーと良好な関係を築こうとはしていません。彼らにとって在宅ワーカーは簡単に切り捨てられる存在です。中には、在宅ワーカーを搾取して、不正にお金を稼ごうとしている人もいるでしょう。単純に在宅ワーカーのストレスでもあるので、態度の悪い発注者とは距離を置くべきです。

一方で、不自然に甘い態度をとってくる発注者にも要注意です。こうしたタイプには、在宅ワーカーを絶対に手放したくない理由があります。違法行為に誘ってきたり、名前やアカウントを不正利用しようとしたりする発注者であることもありえます。危険な発注者と契約しないよう、在宅ワークは相手と実際にコミュニケーションを取ってから引き受けましょう。

在宅ワークは求人サイト掲載企業で探す!メリットを解説

フリーランスやブロガー以上に安心な求人情報を探すなら、大手の求人サイトを利用しましょう。以下、求人サイトのメリットを挙げていきます。

#実態の審査をしている
求人サイトは、案件を掲載している発注者の実態を調べています。彼らが健全な企業なのか、しっかり実態をともなっているダミーではないのか、審査を通らなければ掲載させません。そのうえで、サイト内での行動にも目を光らせています。もしも不審な活動をしているようなら、ユーザーが報告をできる仕組みです。実際に契約したユーザーからのレビューも随時募集しています。仮に「報酬が支払われなかった」「掲載内容と発注内容が違った」という問題が起きたら発注者に警告し、度が過ぎる場合はサイトから追い出すのです。

#情報分析をしている
求人サイトは発注者の情報を常に分析しています。発注者がサイト内でどのような動きをし、どの程度の評価をされてきたのか、在宅ワーカーからもチェック可能です。たとえば、発注者が過去に依頼してきた案件は履歴として残っていきます。それらの案件について、引き受けたユーザーがどのように感じたのかも閲覧できます。悪い評判があふれている発注者を、在宅ワーカーは契約前に避けられるでしょう。逆をいえば、健全な発注者を見つけやすい環境だともいえます。

#リスクのある企業・個人には掲載させない
案件を掲載する前には、求人サイトからの内容確認があります。そのうえで、「リスクがある」と判断されれば、掲載自体ができません。マルチ商法やアダルト、違法行為などに関する案件は大手サイトから除外されています。望まずして違法行為に加担するような事態にはなりにくく、在宅ワーカーは安心して案件を選べるでしょう。

#条件の絞り込みや比較をできる
大量の案件が掲載されている求人サイトも少なくありません。こうしたサイトなら、在宅ワーカーは求人情報の絞り込みや比較を行えます。「発注時期」「単価」「インセンティブの有無」など、自身が知りたい情報を細かくチェックできるでしょう。その結果、理想的な案件に巡りあいやすくなります。同ジャンルの案件についても、複数の発注者の条件を比較検討できます。「同じ労力ならより報酬の高いほうに応募しよう」といった判断を下せるので、大手サイトでは効率的に稼げるのです。

#サイト内でのステータスを高めることもできる
在宅ワークを長期的に続けたい人なら、「ステータス」も求人サイトを利用するメリットになるでしょう。求人サイトでは発注者だけでなく、ユーザー側も評価をされる立場です。そのため、仕事を雑に行ってしまうと、発注者から厳しく評価されかねません。そのかわり、仕事が高く評価されればサイト内でのステータスは向上します。「このユーザーは納期を守る」「仕事が丁寧だ」という評判を発注者が見るので、同種の案件を受注しやすくなるのです。個別での依頼が舞い込んでくる可能性も生まれ、在宅ワーカーとしての収入アップにつながります。

#プライバシーが守られる
一部の在宅ワーカーは、「仕事相手とはいえ素性を知られたくない」と考えているでしょう。求人サイトでは、メッセージ機能を使って発注者とユーザー間でやりとりします。お互いのメールアドレスや住所は特定されません。場合によっては、本名すら相手に伝える必要がないのです。在宅ワーカーのプライバシーは守られたまま、安心して作業に集中できます。

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