• 独立するなら第一次産業!稼げる穴場職業3選!
公開:2022/12/25  更新:2022/12/14

独立するなら第一次産業!稼げる穴場職業3選!

現代は正社員で働いていても雇用が保証される時代ではありません。そこで40歳辺りでリストらに遭うなら、最初から独立するのも良いでしょう。独立するにあたって穴場の選択肢としておすすめするのが廃れても消えてはいけない業種です。ここでは稼ぎたい人におすすめの廃れても消えてはいけない穴場の業種3つを紹介します。

稼ぎたい人にとって第一次産業は穴場!

穴場の仕事 気づき

第一次産業とは、農業や漁業、林業など私たちの食に関わる仕事を言います。これらの職業で働いている人たちがいないと私たちは生活を送ることができません。しかし、第一次産業に従事する人は年々減っているのが現状です。このような廃れても消えてはいけない業種は、労働人口の減少を受けて若い人を歓迎する自治体が増えています。仕事への取り組み方次第では稼げる仕事なので、脱サラして転職する人も増えつつあります。ただ、増えていると言っても人手はまだまだ足りていません。それに、第一次産業の仕事に対してきついなど良い印象を持っていない人も多いです。そのため、大幅に第一次産業に従事する人は今後大幅に増えることはあまり期待できないのが現状です。ただ、逆を言えば競合が少なく、頑張り次第で稼げるのも第一次産業の魅力です。

#第一次産業のなり手がいない理由は?
農業や牧場などの仕事は稼げるにもかかわらず、なりたいと思う若者が少ないのが現状です。それだけでなく、独立して農業などを始めたとしても、自分に合わずにやめてしまう人もいます。独立して第一次産業に携わろうと思うなら、安易に稼げると思って独立するのではなく、目指す人が少なく、やめる人が多い理由も理解しておく必要があるでしょう。

第一次産業はきつい・汚い・稼げない・かっこわるい・結婚できないの5Kが揃っている職業という意見も多いです。確かに第一次産業は体力仕事が中心。自然の中で仕事をするのできつい、汚い、かっこわるいという印象を持つ人がいるのも事実です。ただ、日本中の人々の生活に直結するものであり、やりがいのある仕事であるのは確かでしょう。また、第一次産業の中でも農業や牧場は生き物を育てるので、人手を確保できない限り休みが基本的にありません。これも第一次産業がきついと言われる理由でしょう。加えて、第一次産業は売れれば収入が増えますが、それと同時に機材の購入や人件費など出費も多いです。そのため、稼げていない人がいるのも事実。ただ、どんな仕事でも稼げる人と稼げない人が出てくるものであり、やり方次第で稼げる人も多いのです。

そして、第一次産業に携わるうえで重大な問題が結婚です。第一次産業は自然に恵まれた土地で行うもの。そのため、どうしても住む場所が田舎になってしまいます。したがって、第一次産業で生活していくには自動車が運転できることは必須ですし、娯楽も限られている中で生活しなければいけません。また、田舎は人が少ない分人と人の距離感が近いです。ご近所さんが助け合って生活していけるのは素晴らしいことですが、その分余計なことを詮索されやすい、周りと上手くやれないとすぐに孤立して生活・仕事に支障が出るという弊害もあります。しかも第一次産業で働く人は基本的に自営業なので、配偶者はサポートに回らなければいけないケースが多いです。そのため、配偶者がキャリアを諦めなければいけないというデメリットもあります。第一次産業に携わる人と結婚するにはかなりの覚悟が必要です。よく農家や漁師が結婚できない問題もメディアで取り上げられており、多少こちらも覚悟して独立しなければいけません。

このように、第一次産業に携わるうえではデメリットも多く、好きという気持ちとやる気が無いと挑戦しにくいです。ただ、挑戦のハードルが高い分同世代の競合が少ないというメリットはあるので、挑戦してみる価値は大きいでしょう。

第一次産業でおすすめの仕事3選!

第一次産業の中でも特におすすめするのが農業・牧場・漁業です。それでは、それぞれの仕事内容やメリットについて解説していきます。

#農業
第一次産業の中でも特に脱サラして目指す人が多いのが農業です。農業は、自分で畑を借りて家庭菜園から始めることができるので、まず触れてみる段階においてのハードルが低く、第一次産業の中でも目指しやすいでしょう。また、オーガニック野菜など野菜に対するこだわりを持っている人は増えています。農産物は比較的日持ちすることもあり、インターネットが普及した現代では、新鮮な野菜をインターネットショップで購入する人も多いです。そのため、初めて農業に挑戦する人でも売り方次第で高収入を目指せるチャンスがあります。

農業に関しては、人手不足から地方自治体も若者の新規参入に歓迎しているところが多いです。農業を始めるには土地やお金が必要ですが、脱サラして農業に挑戦する人向けの補助金や融資制度を充実させている自治体も増えています。そのため、初期投資資金も比較的少なめで済ませられます。

#牧場
脱サラして牧場を始める人もいます。牧場は牛や豚など生き物を取り扱う仕事なので、なかなか始めるハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。ただ、自治体によっては牧場を始める前に半年程度から農家の仕事を住み込みで体験したうえで独立するシステムを用意しているところが増えつつあります。牧場の仕事はなかなかやってみないとイメージがしにくいものでしょう。そこで実際に仕事を体験してみたうえで独立することで、思っていたのと違ったというトラブルを避けられます。また、住み込みなので衣食住の面倒を見てもらえるのもメリット。給料ももらえるのでこの間に貯蓄もできます。

#漁師
漁師も稼げる仕事として有名です。実際にホタテやウニなど高級食材に関連する漁師は年収1,000万円超えの富裕層も多いです。漁師も移住サポートを行う自治体が増えつつあり、徐々に目指すハードルが下がりつつあります。ただ、すでに高級な魚介がたくさん捕れる地域は基本的に世襲制です。稼げるエリアの場合移住したとしても漁業権を与えてもらえないことがあるので、事前に漁業権に関する制度をよく確認したうえで移住する必要があります。

第一次産業で稼ぐようになるうえで必要なものは?

独立して第一次産業に携わる職業で稼げるようになるにはどんなスキルが必要なのでしょうか。これまで紹介してきた農業・牧場・漁師を含め、第一次産業で稼げるようになるうえで必要なスキルについて解説します。

#コミュニケーション能力
まず、農業や牧場、漁師など第一次産業に携わるにあたって必ず身に着けていないといけないのがコミュニケーション能力です。コミュニケーション能力が無いと、稼ぐどころか生活を送るための金額すら稼げなくなってしまいます。先ほど解説した通り、農業や牧場、漁師など第一次産業を行う場所は田舎です。人が少なく人との関わりが密な分、特に新参者は輪の中に入りにくい傾向があります。しかし、何もわからないまま事業を始める場合、周りの人からのアドバイスは欠かせません。

それに、その地域で生産したものを適切な価格で売るには、取引先とも上手くやる必要があります。しかも、これらで関わる人たちはご近所なので仕事だけでなくプライベートでも関わることになります。つまり、田舎で働く場合、プライベートで周りと上手くやれないと、仕事にも支障が出ます。実際に脱サラして田舎で生活を始めたとしても、周りと上手く馴染めずに結局都会に帰ってきてしまう人は少なくありません。したがって、多少気難しい人とでも上手くやれるコミュニケーション能力は、第一次産業で稼ぐために欠かせません。

#マーケティング能力
農業や牧場、漁師で稼げるようになるには、マーケティング能力も必要です。これらの分野では、取り扱っている商品が同じでも稼げる人と稼げない人の差が大きいでしょう。これは少しでも高く買い取ってくれる場所、マージンの比率が小さい場所を探せるか、買い手をどれだけ見つけられるかによって大きく変わります。そこで第一次産業に参入して稼げるようになるには、インターネットの活用が必須です。実際に脱サラして農家などを始める人はこだわりを持って食物を育ててブランド価値をつけて、インターネットを使って知名度向上を図ることで、高い売上を出しています。

中には自分でインターネットショップを開く人もいます。インターネットならその地域に住む人でなく、全国に住んでいる人に売ることができるので、その分利益アップも狙いやすいでしょう。また、通常なら自分が育てたものを売る際、販売先のマージン分が売上から差し引かれてしまいます。自分でインターネットショップを開いた場合、マージンが発生しないので、その分自分の取り分が増えます。第一次産業で稼げるようになるためには、売るものにどうやって付加価値を付けるか、幅広い人に商品を知ってもらうか、余計な出費を減らせるかなど、マーケティングの面からも工夫が必要です。

#業務効率化の知識
独立して間もない間は限られた人員で仕事を回さなければいけません。限られた人手、時間の中で成果を最大限に出すには、どのように業務を効率よく行うかを考え、必要な機材を用意する必要があります。例えば農業なら高額ではありますが、トラクターなどの機材があれば作業スピードがかなり上がるでしょう。このように、場合によっては必要なものを用意し、業務効率を上げなければいけません。

#体力
第一次産業をするにあたって何よりも必要なのが体力です。第一次産業は基本的に力仕事。一日中体を動かすことになるので、労働に耐えられる体でないと難しいでしょう。実際にサラリーマン時代の激務に耐えられたから農家でも大丈夫と思って独立する人は少なくありません。ただ、デスクワークにおける労働に耐えられる体力と、第一次産業に耐えられる体力は別物です。力仕事をやった経験がある人や運動をやっていて体力に自信がある人なら良いですが、これに当てはまらないなら本当に自分が耐えられる仕事か、よく考えたうえで独立しましょう。

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