• 在宅ワークでクライアントと良好な関係を築くには?
公開:2021/07/31  更新:2021/07/12

在宅ワークでクライアントと良好な関係を築くには?

在宅ワークを始めようと考えている方や、すでに在宅ワークをしている方は、仕事を受けているクライアントとの関係を考えてみたことはありますか?
与えられた仕事を丁寧に進めるのは当然のことですが、それ以外にも大切なことを日頃から意識している在宅ワーカーは多いことでしょう。
本記事では確認の意味も込めて、クライアントと良好な関係を築くために在宅ワーカーがおさえておいた方が良いことを3つ紹介します。

連絡はこまめに、できるだけスピーディーに行う

在宅ワークではもくもくと1人で作業する時間が大半ですが、クライアントとのやりとりも大切な仕事です。

クライアントから連絡があった場合や、こちらから伝えるべきことができた場合、極力早く、こまめに応答することが重要です。

在宅ワークでは、一般的な通勤して出社するスタイルの会社とは異なり、上司や監督者がいたとしても基本的に自分のことは自分で管理しなければなりません。

人は相手の顔が見えなければどうしても不安になりがちで、特に仕事の間柄となれば「本当にきちんと仕事をしてくれているか?」と邪推してしまう場合もあり得ます。

顔が見えない時に示せる誠実さには限界はあるものの、少なくともレスポンスを早めたり、相手からの連絡に対し確認の返信を逐一行うことでクライアントに安心感を与えられるでしょう。

業務に関する質問は積極的に行う

また、業務に関する疑問点は自ら積極的に質問して解決していくことも大切です。

なぜなら、業務内容を理解しないまま作業を進めてしまうと、後で不備が発覚したり、取返しがつかなくなったりする、といった事態になり得るからです。

在宅ワークという性質上、特に業務委託であれば自分の作業範囲は基本的に責任を持って完遂しなければなりません。

不備などがあれば再度対応し直さなければならず、雇用されていないことで事実上追加対応分への報酬が発生しないことも考えられます。

クライアントへ迷惑をかけないようにするとともに、後で自分が困らないためにも、少しでも疑問に思ったことがあればすぐにクリアにしておいたほうがよいでしょう。

クライアントが在宅ワーカーに何を求めているか理解する

最後に、クライアントが在宅ワーカーである自分に何を求めているか理解する姿勢も大切です。

クライアントが在宅ワーカーに求めることはさまざまですが、単に割り当てた作業をこなしてほしいと考えているだけではないのが普通です。

クライアントによって異なりますが、「イレギュラーな事態以外はできるだけ放っておいても勝手に処理や問題解決を済ませてしまってほしい」「在宅ワーカーのほうから色々な提案をし、業務改善のために相談してほしい」など、潜在的な要望もあることでしょう。

クライアントと心地よい関係でいるためにも、コミュニケーションを取る中でそのような要望を汲み取るか、汲み取りが難しければ自分がどのようなスタンスでいて欲しいかはっきりと聞いてしまうのもおすすめです。

まとめ

以上、在宅ワークでクライアントと良好な関係を築くために大切なことを3つ紹介してきました。

クライアントとの関係の良し悪しで受注済み案件を今後継続してもらえるかにも関わってくる可能性があるため、もしまだ行っていないものがあればぜひ実践してみてください。

執筆者:ヒイラギ
民間企業で顧客サポートやマーケティングを行う傍ら、ライター業も行う。2015年からリモートワークを行い、在宅ワーク事情に精通。

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