• 副業としてフリーランスを成功させる為の秘訣・注意点、これだけはやってはいけない、これをするとうまく行きやすい
公開:2024/04/25  更新:2024/04/23

副業としてフリーランスを成功させる為の秘訣・注意点、これだけはやってはいけない、これをするとうまく行きやすい

2018年6月に長時間労働の見直しや多種多様の働き方の促進を目的とした「働き方改革関連法案」が成立した事で、多くの企業が副業を認め推進してきました。収入を安定させる為にはスキルアップや多くのクライアント獲得をする必要があります。副業フリーランスについて説明して参ります。

副業フリーランスとは?

フリーランス

副業フリーランスは、会社と雇用契約を結びながら、退社後や休日に個人で仕事を請け負って働く(フリーランス)人を指します。つまり本業の会社員でありながら、本業とは別の仕事をしている人を指します。

副業フリーランスのメリットについて

副業フリーランスのメリットとは?
近年副業フリーランスは爆発的に増加しており、その理由は単純明快です。
メリットが、多く存在するからです。

収入アップ

本業で伸びれば問題ありませんが、結果を出しても中々反映されないとか、思っている以
上の給与に表されていない等あるかと思いますが、仕事をした分だけ報酬をもらえるから、1ヵ月で数万円アップする事も可能です。

自身のスキルアップに寄与する

副業の内容に寄りますが、本業に関係があるのでしたら、本業で身に付いている事を副業でやる為、問題となる事があまりないですし、シナジー効果で本業のパフォーマンス向上に寄与します。また、本業に関係なくても問題ありません。本業で身に付けられないスキルや人とのコミュニケーション、自身の提案力などを身に付ける事ができ、人財としての価値が高まります。本業とは関係ない訳なので、今まで以上に勉強をする必要が出て新たなスキルやテクニックの構築をする事が出来ます。両者共に言えますが、完遂させれば責任を増す事が出来、今後のキャリアや自身の可能性を拡大する事が可能です。

空いている時間を有効活用出来る

休日は沢山寝ているとか、ネットサーフィンしているとかで時間を過ごすのも悪くないと思いますが、その時間を副業に充当する事で、有効に時間を使えて収入を増やす事が出来ますのでお得な事ばかりです。

副業フリーランスのデメリットについて

副業フリーランスのデメリットとは?先程はメリットを申し上げましたが、メリットだけではありません。
デメリットも少なからず存在します。

自由時間が減少する

会社員が副業フリーランスとして働く場合、自身の自由な時間が減ります。

自己管理の徹底が必要になる

自身で自己完結する必要があるので、依頼主からの納期や成果物の作成、自身の体調管理が必須になります。
上記を怠ってしまって依頼主からの信頼を失うのは簡単ですが、挽回するには多くの時間を要します。また、副業フリーランスを優先するあまり本業に支障が出てしまっては元も子もありません。

必ず仕事がある訳ではありません

注意事項

副業フリーランスになったとしても、すぐに仕事をもらえる訳ではありません。
依頼主は即戦力を求めている事が多いです。また即戦力になりうるスキルを保持しても自己アピールが出来ないと受注に至りません。依頼主と握手して、相思相愛になる為にはスキルと自己アピールが必須になります。

副業フリーランスの始め方(必要な準備)

副業の選定
何を副業としてやるのか?を決めて下さい。
自身のスキルの棚卸し、自身の強みは何であるのか?を熟考する必要があります。

会社への連絡

国は副業を認めていますが、会社員として働いている以上、上長に報告する必要があると考えて下さい。「副業を禁止していないからしなくても良い」とか「報告するのが手間」と考えてしまうのは致し方ないですが、報告を怠って後々トラブルになってしまっては本末転倒です。
副業フリーランスをすれば、副業分としての住民税を納付する必要があります。会社から疑念を持ってしまうケースもあります。面倒であるのは百も承知の上ですが、報告をする事を心掛けて下さい。副業を通して、業の売上アップやスキル向上に繋がれば前向きに考えてくれることと思います。

開業届

開業届とは、個人が事業を始めた事を申告する届出となり、住まいの税務署に提出します。
開業書を提出しますと、個人事業主として認められます。費用が掛かる事無く無料で手続
きが可能です。開業届を出さなくても、税務署より指摘・罰則規定はありません。あくま
でも任意となります。しかし開業届を出さなくても、年間で20万円以上の収入を得る場合は確定申告の必要があります。

青色申告の準備をした方が良いかどうか?

確定申告には白色申告と青色申告の2種類があります。
白色申告と青色申告の違いについて、説明したいと思います。
 
白色申告は、青色申告の申請をしていない方々が行う確定申告となります。最大のメリットは手続きが簡単です。
一方、控除を受ける事が出来ないのが最大のデメリットとなります。

青色申告は条件さえ満たせば最大65万円の控除を受ける事が出来ますが、白色申告でその控除はありません。収入が増えれば誰しも嬉しいのですが、その分税負担も比例して増えて行きます。青色申告は所得内容に応じて、最大65万円の控除を受ける事が可能です。課税対象となる金額から65万円を差し引く(除外する)事が可能です。すなわち、節税になります。自宅を事務所として利用する場合、経費として電気代、インタ―ネット接続料金、プリンタ代、インク代、打ち合わせに利用した交通費などが要件を満たせば経費として、申請出来ます。経費として認められれば収入から差し引く(除外する)事が出来ますので、課税対象となる金額をセーブする事が可能です。一方、青色申告のデメリットは、予め申請が必要となります。青色申告を行う為には、「青色申告承認申請書」を住まいの税務署に提出する必要があります。白色申告は事前の手続きが不要ですので、デメリットであると考える方々も多いです。また、必要書類が多いのもデメリットと言えます。税務署に提出する場合の書類が多く、書き方も白色申告と比較して非常に複雑と言えます。経理や簿記に詳しい方々からすれば問題ないのですが、複式簿記が問われる内容がマストなので断念してしまう方々も多いです。

それでは副業フリーランスとして、白色申告や青色申告のどちらが良いのか?

白色申告をオススメします。青色申告はメリットが大きい分デメリットも多いです。本業をやりながらですと、事務処理が多くなるのは少しばかり手間であると思います。副業に時間を割ければよいのですが、白色申告のメリットは大きく手間暇を考えれば、シンプルさが勝ると思います。よって副業フリーランスでの確定申告は白色申告をオススメします。

仕事を探す

仕事を受注する為には、自身で仕事を探して、受注する必要があります。
下記の4パターンを検討して下さい。

フリーランス求人サイトを利用する
ネットに掲載されているサイトに登録し、条件等を登録して依頼主とマッチするか?を
待ちます。希望が合えば仕事の受注に繋がると思います。

交流会に参加する
業種ごとに行われるセミナーや講習会等に参加すれば、人との繋がりが増えます。人脈が広がれば紹介する事もされる事も多くなり、仕事の獲得のきっかけとなります。とにかく顔を売る事が必須となります。オンラインでも可能ですが、出来れば対面で直接話をした方が良いです。結局の所、受注出来るか否かは対面が最後にモノをいいます。

友人に相談する
知人や友人に相談をする事で、紹介してもらえる事もあります。友人の紹介となれば、
その人の性格等を知っている訳ですのでトラブルになる事が少ないですし、良い信頼関
係を構築出来ると思います。

ブログやSNSで情報発信する
ブログやSNSで自身の情報を発信する事も検討して下さい。自身が客先に出向く必要が
ありませんし、マッチすれば非常に容易な営業方法となります。

見直す

一度受注して納期通りに納めれば、支払いがなされます。
そのような事を繰り返して行きますと、依頼主のクセ、やり方等が分かると思います。これをすれば良い、逆にこれをしたら不味いなどが噴出する事と思います。失敗をすれば成功もする事と思います。頼れるのは、自分自身になりますので、依頼主の希望を汲みつつ、自身のやり方を踏襲しながらトラブルが起きないよう取り組んで下さい。

副業フリーランスで気を付ける事

あくまでも副業である事を認識する
副業をする為には、本業が最優先である事は言うまでもありません。本業あっての副業で
ある事を認識して下さい。副業を最優先するあまり、本業が疎かになってしまっては意味がありません。

社則の確認

副業フリーランスの始め方でも申し上げておりますが、会社員である以上、会社のルールに従う事が大前提です。会社のルールで副業はNGであれば、NGです。OKであればOKです。会社のルールを必ず確認して下さい。実際あった事例ですが、副業を禁止している会社で副業をしてしまい、住民税の納税額で会社にバレてしまい、退職せざるを得なかった事例もあります。

仕事を受ける責任

仕事を受注する以上、人としての責任が発生します。納期が遅れてしまう、成果物を作成出来ていないなどはあってはなりません。
互いに人間なので、不手際などは多少発生する可能性がある事は互いに承知していると思いますが。
万一こちら側の都合で依頼主に迷惑を掛けてしまう場合は真摯に話をして下さい。前もって話をしておけば傷を抑える事が出来ますが、ないと依頼主からの信用や信頼が無くなります。

確定申告

副業の所得が20万円を超えてしまうと、確定申告が必須になります。
会社員であれば、年末調整で処理されますが、副業をしていれば税務署への書類作成をする必要があります。20万円程度ならしなくても良いではなく、怠ってしまうとペナルティが課される場合がありますので、十分に注意して下さい。

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