単価の安い案件しか見つからない!
いざ在宅ワークを始めよう思っても、なかなかまとまった収入にならないことも多いのが現実です。仕事をたくさん受けたのに、時給換算では数百円以下、ということもよくあります。これでは在宅ワークだけではとても生活できない、と思ってしまいますよね。しかし、いきなり高単価の案件を受注しようと思っても、はじめは上手くいかないことが多いでしょう。これまでに培ってきたスキルをアピールしても、仕事につながりにくいのが、在宅ワークの難しいところです。
これはなぜかというと、在宅ワークの世界には、すでに多くの仕事を請け負っている在宅ワークのプロがたくさんいるからです。プロとして名の売れたワーカーの中に、新人が飛び込んでいっても相手にされないのは当然と言えるでしょう。では、どうしたら高単価の案件を請け負うことができるようになるのでしょうか?そこで重要になってくるのが、「下積み期間」です。
次の仕事につながる地盤固めをしよう
下積みは、在宅ワークにおける地盤固めです。これまでの培ってきたスキルのほかに、在宅ワークに必要なスキルを磨き、それをクライアントに示す期間です。では、在宅ワークに必要なスキルとはなんでしょうか?在宅ワークで稼いでいる人たちは、仕事のスキルのほかに、クライアントからの「信頼」を得ています。クライアントからの信頼を得るためのスキルが、在宅ワークでは重要になってきます。このスキルは、主に以下の二つです。
#納期を守る
在宅ワーカーは基本的には個人で行います。会社の信頼という後ろ盾はありません。期日までに納品できる能力を繰り返し示すことで、クライアントからの信頼を得ることができるようになるでしょう。もちろん、クライアントが求める品質になるべく近付けた成果物で納品することも重要です。
#最低限のコミュニケーション能力がある
業務上の疑問点があるときや、万が一納期に間に合わないときに、クライアントに正確な報告ができるコミュニケーション能力も必要です。在宅ワークのコミュニケーションは、基本的にオンラインで行われます。クライアントの対応可能時間が決まっていることもあるので、問題が発生したときには、速やかに報告するようにしましょう。
この二つのスキルを磨いていくと、クライアントからの信頼を得ることができるでしょう。クラウドソーシングで受注する場合は、クライアントからの評価が公開されるため、これまで仕事を受けたことのないクライアントからの依頼にもつながります。これが在宅ワークにおける地盤固めになります。
在宅ワークでも、下積み期間が重要!クライアントを見極める目も養おう
・クラウドソーシングを通じて行う場合、サイトの規約に則った対応をしてくれているか
不安のあるクライアントとは、一回限りで縁を切るのもありです。しかし、その一回の仕事はきちんと行いましょう。もちろん、クライアントの方が、次の依頼をしてくれないこともあります。そうした場合、可能であればフィードバックを受け、至らなかった点を修正するのがベストです。在宅ワークが初めての人は、マニュアルがしっかりしているクライアントの元で、在宅ワークの感覚をつかむのもよいでしょう。
在宅ワークで収入を得るためにも、下積みが重要です。最初の仕事がうまく収入につながらなかったからと言って、落ち込む必要はありません。ある程度経験を積んでから、高単価の案件にチャレンジする、継続して依頼してくれるクライアントに単価アップの交渉をするなど、収入アップの道はたくさんあります。まずは、在宅ワークに必要なスキルを磨く下積みから始めてみましょう。