• 在宅ワークでテレアポ業務!どんな仕事でいくら稼げるの?
公開:2021/11/26  更新:2021/11/01

在宅ワークでテレアポ業務!どんな仕事でいくら稼げるの?

在宅業務は自宅にいながら仕事ができるため、副業を検討している人や子育ての合間を有効利用したい人に人気があります。そのなかでもテレアポ業務は、求人が多く注目が集まりやすい在宅業務の1つです。この記事では、テレアポ業務の仕事・注意点・収入について解説をしています。テレアポ業務を検討しているなら、契約をする前に目を通してみてはいかがでしょうか。

テレアポ業務とはどんな仕事なのか?

テレアポとはテレフォンアポインターの略で、電話を使い勧誘や注文受け付けなどをする業務に従事する人を指します。一般的にコールセンターで行われている業務ですが、近年では在宅ワークで行われる事が多くなりました。電話を使った業務は、電話を受信するインバウンド業務と、電話で発信をするアウトバウンド業務に分かれます。在宅業務におけるテレアポ業務の多くはアウトバウンド業務です。個人や法人の見込み客に電話をかけて、商品やサービスの案内、契約の締結、見込み客とアポイントメントを付けるなどの業務を担当します。

在宅でのテレアポ業務のほとんどは、依頼した企業が用意するリストに電話をかけます。自分で、法人や個人の連絡先を入手する必要も、見込み客を探す必要もありません。あくまでアポイントメントを取るのが目的なので、直接に商品やサービスを販売する必要もありません。用意されたリストに沿って電話をかけ、商品やサービスの内容およびメリットを説明し、営業マンが訪問できるように約束を取り付けるのが仕事です。契約が成立するかどうかは、営業マンの力次第です。

テレアポ業務をうまくこなすには、高いコミュニケーションスキルが求められます。商品やサービスの知識を伝えるトークスキルだけでなく、どのような悩みを見込み客が抱えているのかといったヒアリング能力も必要です。特にヒアリングで聞き出した情報は、後に営業マンが契約を締結するのにとても役立ちます。テレアポ業務で取り扱う商品やサービスは、企業によって違いがあります。専門性が高いものから個人向けの手軽なものまで幅広くあるので、自分に向いている商品やサービスを取り扱うテレアポ業務を選ぶとよいでしょう。

なお、勤務時間は、平日の昼間に3時間ほどの勤務から募集している企業が多いです。ただし、指定された時間内の業務に限ります。

テレアポ業務の報酬はどのくらい?

テレアポ業務の報酬形態はおおむね「時給制」「出来高制」の2通りです。それぞれ併用して用いられる場合が多いので、契約条件には注意してください。2021年の東京エリアを参考に時給換算すると、1時間あたり1,000円から1,100円ほどでの募集が多いです。以下では、具体的な報酬額を検討してみましょう。

#時給制の場合
在宅ワークでのテレアポ業務のほとんどは時給制です。仮に、1日3時間、月に20日間勤務したとすると、労働時間は60時間です。2021年の東京エリアで最も安い時給であった1,000円で計算すると、月あたり6万円の収入になります。もちろん、3時間以上働けるテレアポ業務がほとんどなので、収入をもっと増やすことも可能です。また、契約条件によっては、アポイントの数・契約件数・電話をかけた回数などでインセンティブが発生する場合があります。

#出来高制の場合
テレアポ業務における出来高制では、見込み客に電話をかけた回数によって報酬が支払われます。2021年の時点における東京エリアを参考に報酬額を調べると、1件あたり26円ほどが多いようです。1日に何件電話がかけられるかは、本人の努力だけでなく、サービスや商品の内容によっても変わります。一般的にテレアポ業務はで電話をかけられる回数は、1時間あたり20件から30件ほどだと言われています。1日3時間、月に20日間勤務したとしましょう。1時間あたり見込み客に20件電話をかけたなら、1カ月で1200件の架電を達成できます。そうすると、月あたりの報酬は31,200円となります。なお、出来高制は時給制やインセンティブ契約と併用されている場合が少なくありません。

テレアポ業務を始める際の注意点

テレアポ業務では、インターネットを使って電話をかけるため、回線速度が遅いと仕事に支障をきたすおそれがあります。そのため、契約内容に「光回線」があることが条件になっている場合が少なくありません。業務には指定されたOSが組み込まれたパソコン、マイク付きのヘッドホンも必要です。これらをゼロから準備する必要がある場合には、収入よりも出費の方が大きくなることもあるので注意しましょう。

また、テレアポ業務に慣れないうちは、思っていたほどの収益にならないということがよくあります。どの仕事でもそうですが、仕事がしっかりと身につくまでには時間がかかります。最初のうちは、少し低いくらいの収入を目標にして頑張った方がよいでしょう。また、テレアポ業務で働くことを決める前に、商材や見込み客によってやりやすさが異なるため、取り扱う商材の内容と見込み客が誰かは、よく確認しておきましょう。

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