• 在宅ワークで注目されるテレアポってどんな仕事
公開:2022/01/05  更新:2022/01/21

在宅ワークで注目されるテレアポってどんな仕事

2020年のウイルスによるパンデミックによる影響で、自宅で仕事をする在宅ワークの需要が増えています。そんな在宅ワークにおいて人気となっている職種というのがあり、今回紹介するテレアポも特に主婦層において利用者数が伸びている職種です。

テレアポってどんな仕事

テレフォンアポインターは、固定電話もしくはスカイプなどのネット通信機能を使って相手にコンタクトをとるのが仕事です。

顧客と企業との橋渡しをする業務

テレアポの業務は、基本的に「アウトバウンド業務」と「インバウンド業務」そして「電話代行」の3つで構成されています。
#アウトバウンド業務
アウトバウンド業務は、商品を販売する企業から不特定多数の顧客に対して連絡をすることです。企業が商品を販売する際に重要なことは、いかに消費者に対して商品についての詳細情報を迅速に伝えられるかどうかです。情報の迅速な発信は売り上げに直結するので、そこでアウトバウンド業務は会員登録してくれた顧客もしくは独自のルートで入手した連絡先に電話でアポイントするのがアウトバウンド業務の仕事です。

在宅ワークにおけるテレアポの業務は、在宅ワーク求人と契約している企業から顧客リストおよび電話リストに加えて商品の説明書を受け取ります。商品説明を簡潔にまとめたうえで、顧客リスト及び電話リストに載っている連絡先に発信するという形です。
#インバウンド業務
インバウンド業務は、商品を受注したいという個人及び企業の要望を取り扱っている企業に伝えることです。商品を販売する企業は常に顧客からの受注を受け付ける準備をしていますが、企業の認知度そして商品の人気具合によっては自社の窓口だけでは対応できない場合があります。

インバウンド業務におけるテレアポの業務は、企業側から受注専用の電話設備を受け取ります。その後自宅に設置して連絡を待ち、いざ連絡が来たら受注する商品と数の聞き取りを行い取り扱っている企業に対して伝達するのが仕事です。さらに商品についてわからない点があった時には、事前に企業から対応マニュアルを受け取って使用における分からない点や不具合があった時の対処法の説明などを伝えるのもインバウンド業務の仕事です。

#電話代行
ネット通信が主流となっている今日でも電話による応対は必須ですが、ただ仕事の関係上においてすぐに電話応対ができない場合があります。そこでテレアポでは、電話代行サービスも行っています。このサービスは社員と取引先の連絡の受け渡しを、一度電話代行サービスに中継してから伝えるという仕組みです。

テレアポにおける電話代行サービスの流れとしては、伝えられた情報をまとめたうえでメモなどで管理します。記録した情報を、伝える相手にコンタクトができたら伝達するという形です。仮に伝達した後に何らかの理由で忘れてしまった場合には、再度記録した情報を伝えるというのも業務です。

研修を受けた後に実務に入る形になる

テレアポが在宅ワークで人気となっている背景には、やはりシフトの融通が利きやすいというのが大きいです。現状において在宅ワークをする人の多くが、空いた時間を利用する副業及び子育てをしながら収入を得たい主婦層になります。このテレアポの場合には相手からの電話を待つという形なので肉体的な負担が少ないだけでなく、学校がないときもしくは1週間で2回程度など自分の都合に合わせて働けるのが魅力です。

ただし実際にテレアポで副業をする際には、在宅ワーク求人ではかならず研修を受けることが必須です。なぜなら電話応対は正確な情報の伝達を行うのが業務なので、この適切な応対ができないと企業同士の信頼関係を著しく損なうからです。研修は1か月をめどにマニュアル通りに話す力と敬語を使う能力を磨いたうえで、応対に関する簡単な試験を受けて合格出来たら実際の業務に入る形になります。

このテレアポは副業の中でも責任が高い反面として、しっかりと業務を遂行できればチームリーダーやスーパーバイザーなどへのキャリアアップもできるので収入アップにつながります。

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