• 在宅ワークには向き不向きがある!在宅ワークのデメリットとは
公開:2022/01/13  更新:2022/01/21

在宅ワークには向き不向きがある!在宅ワークのデメリットとは

最近よく聞く在宅ワークという言葉。在宅ワークは、文字通り家で働く業務スタイルのことを言います。IT技術が発展した現代では、在宅ワークが日本で主流の働き方となってきています。ただ、家で働くことには、メリットだけでなくデメリットも存在するものです。今回は、在宅ワークのデメリットについて紹介します。

在宅ワークのデメリット5選

#自己管理ができないと仕事が進まない
在宅ワークでは、働く時間や日にちをある程度自由に決めることができます。自由が利くのが在宅ワークの魅力ですが、その反面時間にルーズになったり、作業中に様々な誘惑に負けそうになったりというデメリットもあります。周囲に上司や同僚がいない環境で仕事を進めないといけないので、自分に甘くなりやすく、そうなると作業効率が落ちてしまうでしょう。在宅ワークでは、セルフマネジメント(自己管理能力)を徹底し、自分が持つ最大限の力を出せるようにすることが大切です。

#給料が安定しない
在宅ワークは基本的に会社に雇われるわけでなく、会社から仕事を受託する「業務委託」という働き方になります。派遣社員でも、3ヶ月、6か月といった期間で契約が決められますが、在宅ワークは長期案件でなければ、仕事が終わった際、そこで一旦契約が終了となります。仕事が一つ終われば、また新しい仕事を探さないといけないため、在宅ワークは給料が安定しづらいのです。ただ、在宅ワーク求人の中には、正社員を募集しているものもあります。安定した生活を求めるなら、在宅ワークができる正社員を目指すのも一つの方法です。

#自宅にいることが多いので運動不足に陥りやすい
在宅ワークは基本的に誰かに会ったり、会社に出社したりする必要はありません。自宅だけで作業が完結するので、外に出る機会もグッと減ります。一日の歩数も、徒歩通勤のサラリーマンなどと比べ大幅に低下し、「運動不足」に陥りやすくなってしまうのです。運動不足だと、生活習慣病の発症リスクを増大させるだけでなく、体力や筋力の低下を招き、仕事で疲れやすくなります。長く精力的に仕事をこなしていくためには、積極的に身体を動かす習慣を作ることが大切です。

#コミュニケーションをとる機会が少なく孤独を感じやすい
在宅ワークは一人で仕事を進めることが多いです。また、在宅ワークでは、メールやチャットを使って、仕事相手とコミュニケーションを図ることになります。ただ、テキストコミュニケーションの場合、会話よりも誤解が生じやすいだけでなく、自分の言いたいことがあまり伝わらないこともあります。コミュニケーションが不十分だと、仕事の進行管理に支障が出ることも考えられるでしょう。そして、在宅ワークの場合、同僚と雑談したり、わからない所を気軽に相談したりすることも難しくなります。在宅ワークは人間関係のストレスを感じにくい一方で、孤独感を感じやすいというデメリットがあります。

#上司から教えてもらう機会が減る
目上の人からのアドバイスは、自分を成長させる情報の宝庫です。上司や先輩から刺激を受けることにより、新しいスキルや価値観を見つけたり、成長スピードを上げたりすることもできます。しかし、前述した通り、在宅ワークではメールやチャットでのやり取りが基本となるため、誰かから教えてもらう機会が激減するのです。また、人を指導する、育てることは難しいもので、文字のやり取りだけでは、対面でレクチャーされるよりも理解のしやすさに差が出てきてしまいます。そもそも、在宅ワークの場合、会社や団体などに所属せず個人事業主として働くことが多く、そうすると上司や部下という関係もありません。在宅ワーカーとしてやっていきたいならば、どうなりたいかというキャリアビジョンを明確にし、「自分から進んで学ぶ姿勢」を持ち続けることが大切です。

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