• 在宅ワークには気になるデメリットも多い
公開:2022/01/15  更新:2022/01/21

在宅ワークには気になるデメリットも多い

近頃、注目されているのが在宅ワークです。各メディアで取り上げられる機会が増えてきており、その仕事内容も多様化が進んできました。新しい働き方として脚光を浴びる在宅ワークですが、メリットだけではなく気になるデメリットも潜んでいます。

自宅リビングを職場にするデメリット

在宅ワークのメリットと言えば、自宅を職場代わりに出来る点です。ネット回線と仕事用のハードウェアがあれば、自宅のどこでもお仕事が行えます。子供のお世話をしながらライティングをしたり、家事をしながらクリエイティブな作業をしたりと、在宅ワークなら仕事と家庭生活の両立が行えます。一方で在宅ワークのデメリットとして挙げられるのが、私生活と仕事の境界線があいまいになる点です。本来であればプライベートな場所である自室やリビングが職場代わりになるので、なかなか仕事と家庭生活の区切りを自力でつける事が出来ません。子供やペットがいるリビングでライティングをしたり、繊細な創作活動をするのは想像以上にハードルが高く、集中力を維持するのも困難です。仕事がひと段落した後も、自宅を職場代わりにしていると気持ちが上手く切り替えられず、ストレスを抱えたまま家事を再会したり、趣味の時間が穏やかに楽しめない等の弊害も出やすいです。

また集合住宅や一戸建て住宅が立ち並ぶベッドタウンだと、周囲の生活音が気になり、作業に没頭し難いのもデメリットです。周囲の物音への対策が必要で、ノイズキャンセリング機能があるイヤホンが必要だったり、在宅ワーク中は出来る限り窓や扉を閉め切ったり、集中できるBGMをスピーカーで流す等の備えが求められます。

在宅ワーク求人に応募する為には先行投資が必要に

マイペースなスケジュールで働けるのが、在宅ワーク求人のメリットですが、一方で仕事環境を整えるコストは基本的に全て自己負担となります。例えば、ライティングやプログラミング、イラスト制作の在宅ワーク求人を請け負うためにはネット回線と作業用のパソコンが不可欠です。いわゆる会社勤務の場合、仕事道具一式は会社から支給される事が多いです。一方で在宅ワーク求人は原則として、すべて自前となります。在宅ワークを快適に行うためには、平均以上のマシンスペックのパソコンが必要です。以前に比べて安価になったとはいえ、ハイスペックなノートパソコンやデスクトップパソコンは一般市民にとって、まだまだ高級な製品です。家電量販店やネット通販サイトを活用すれば、比較的リーズナブルな価格帯で手に入りますが、在宅ワーク求人に応募する前に先行投資が必要なのがデメリットです。

イラスト制作や動画制作など、高度なクリエイティブ系在宅ワーク求人の場合、パソコン本体以外にプロ仕様のパソコンソフトやペンタブレットやマルチモニター等、様々な先行投資が求められます。ネット回線の契約費、その維持費も当然自己負担となり、ランニングコストを常に負担し続けなければいけない点もデメリットです。

在宅ワーク求人の競争は激しくなってきている

在宅ワークという働き方は、近ごろ急速に世間の注目を集めています。以前にも増して在宅ワーク求人に応募する方々が増えてきており、いわゆる良い案件はあっという間に閉め切られてしまっています。在宅ワーク求人の数も増加傾向にありますが、それ以上に関心を示すネットユーザーの数が急上昇しているのが実情で、今から新規参入を果たしても、なかなかすぐに良い案件に巡り合えない可能性があります。

また在宅ワーク求人も一般的な専門職同様、応募者に求められる水準が高くなって来ています。過去にライターとして勤務経験がある方、クリエーターとして実績が豊富な方、プロ仕様のパソコンソフトを扱える方など好待遇な在宅ワーク求人は応募基準が非常に厳しくなってきており、いわゆる未経験の主夫や主婦、大学生などはそもそも応募出来ないケースがあり、これもまた気になるデメリットとなります。

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