在宅ワークのメリットについて
近年、在宅ワークをはじめる人がかなり増えました。
それは大きなメリットが感じられるからです。
出勤しなくてもよくなる
当たり前のように出勤し、会社で仕事をしている人がもっとも無駄だと思うことがあります。
それは通勤時間です。
人によっては電車や車で1時間や2時間を通勤時間に使っているため、往復にするとかなりの時間を無駄にしているはずです。
正直なところ、通勤時間を仕事の時間にあてられたらどうでしょうか。
在宅ワークであれば、そもそも通勤する必要はないため、無駄なく時間を有効活用できます。
人間関係に悩まされなくなる
通勤時間以上に嫌なものと言えば、人間関係ではないでしょうか。
むしろ、仕事に不満がなくても人間関係で悩まされて退職を検討される人は非常に多いです。
在宅ワークであれば、出勤することはないため、人間関係に悩まされることがなくなります。
時間が自由
出勤の場合は朝何時から、退勤する場合は夜何時という決まりがどこの会社でもあります。
正直なところ、日によっては気分が乗らない、体調が悪いなどの理由でちょっと遅くに出勤したい気持ちはありませんでしょうか。
在宅ワークであれば、極端な話、その日の仕事をしっかりやっていれば何時に起きようが何時に寝ようが関係ありません。
感染リスクが少なくなる
近年、コロナウイルスの影響により、知らずに感染しているケースが増えました。
社内はもちろん、通勤中でも感染リスクは非常に高いため、小さな子どもやご年配とお住まいの人は悩ましい問題と言えます。
在宅ワークであれば、そもそも他者と接触することがなくなるため、感染リスクがなくなります。
育児や介護をしやすい
やはり、育児や介護をしている人にとって、通勤しながら両立するのは至難の業だと言えます。
なぜなら、通勤、仕事、帰宅後に育児や介護をすると精神的にも肉体的にも疲弊してしまうからです。
どういう形であれ、育児や介護は大変ですが、出勤することがなくなるだけでも負担は大幅に減ります。
全国対応できる
基本的に通勤スタイルをとるのであれば、通える範囲で仕事を探さなければなりません。
しかし、求人などでこの仕事がいいな、と思って詳細を見てみると、絶対に通えないエリアだったなんてことはありませんでしたか。
在宅ワークであれば、そもそもどこのエリアで募集していようとも、お互いの条件が一致すれば採用されます。
もちろん、在宅ワークが前提での採用ですから、出勤をすることもありません。
在宅ワークにもデメリットはある?
どんなものでもメリットはありますが、デメリットも隠されているものです。
では、在宅ワークのデメリットについて見ていきましょう。
孤独
在宅ワークの最大のデメリットと言えば、孤独ではないでしょうか。
どこかの会社に出勤をすれば、ほかの社員がいるため、コミュニケーションがとれます。
しかし、在宅ワークの場合は、家族以外とコミュニケーションがとれないため孤独感を感じてしまいます。
とくに、家族以外の誰かと会話したいという気持ちがあれば、将来的にしんどくなるかもしれません。
継続して仕事があるか分からない
長期雇用の在宅ワークであれば、普通に仕事をしていても契約を切られることは少ないです。
しかし、在宅ワークの場合は単発案件も多いため、その仕事が完了すれば依頼が止まってしまう場合があります。
当然、また次の仕事を探さなければなりません。
ものすごくスキルが高いのであればいいですが、すべての人がそうではありません。
運動不足になる
普段から運動をしていない人でも、通勤や社内で歩き回るため、ある程度の運動にはなっています。
しかし、在宅ワークであれば、下手したら1日中外にでないことが多いため、とてつもなく運動不足になってしまいます。
体力が減ってしまうと、どうしても動くのすら嫌になってしまいますし、健康にも支障をきたすため大きなデメリットとなります。
オンとオフの切り替えが難しい
出勤スタイルの仕事であれば、タイムカードを押したときが仕事をする、退勤するのスイッチでもあるため、オンとオフの切り替えができます。
しかし、在宅ワークの場合は時間に関係なく仕事をすることもあり、オンとオフの切り替えが非常に難しいです。
真面目な人は、夜中まで仕事をすることがあるため、プライベートも犠牲にしてしまう可能性があります。
在宅ワークで長く働くためにやるべきこと
在宅ワークでメリットを感じたとしても、長く続けなければ意味がありません。
では、在宅ワークをするためにはどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
仕事がしやすい環境を整える
毎日仕事をするためには、しっかり環境を整えなければなりません。
たとえば、会社のオフィスの机に書類が乱雑に置かれていたら、できる仕事もできなくなるものです。
とくに自宅であれば、私物だらけですから仕事ができる環境になっていない可能性があります。
ですから、まずは仕事がしやすい環境を整えることからはじめましょう。
在宅ワークだからこそ細かく進捗を伝える
在宅ワークだから、仕事をもらっている会社とほとんどやりとりをすることがなくなります。
ですが、連絡をしないと会社側はどこまで仕事が進んでいるのかが分かりません。
できれば、積極的に連絡をとり、現在どこまで進んでいるのかはもちろん、問題点や質問などを細かく行い相手の印象をよくしておきましょう。
スケジュールを決めその日までにかならず仕上げる
在宅ワークですと、どうしても休日かのように1日を過ごしてしまうことも少なくありません。
当然、気が抜けてしまい仕事のスピードもかなり遅くなってしまうことでしょう。
納期の遅延は、依頼主がもっとも嫌うことです。
在宅ワークだからこそ、適度な緊張感をもって予定通り、もしくは余裕をもってはやめに仕上げることをおすすめします。
スキルを磨く
在宅ワークは、流れ作業のごとく仕事をする傾向にあります。
ですが、流れ作業のように仕事をしていても、スキルはアップしません。
スキルが低いままですと、単価の低い仕事しかもらえないため、いつまでたっても満足のいく収入が得られません。
もちろん、誰しもが少しでも稼ぎたいと思うのではないでしょうか。
ですから、ただ仕事をもらうだけではなく、その道を極めるくらいの気持ちで仕事をこなすようにするべきです。
スキルを磨けば、依頼主も認めてくれるため、将来的な仕事ももらえる可能性が高いです。
在宅ワークのメリットのまとめ
在宅ワークをするメリットはたくさんありますが、デメリットも少なからず存在しています。
本気で在宅ワークをするのだからこそ、メリットだけではなくデメリットも把握しておけば、後悔なく仕事ができるはずです。
また、デメリットに関しては、少し意識するだけでも解決するわけですから、うまく解消しメリットを最大限に活かすようにしましょう。