• 在宅ワークの年金対策!知っておきたいお得な割引や制度について
公開:2021/06/15  更新:2021/06/07

在宅ワークの年金対策!知っておきたいお得な割引や制度について

在宅ワークをスタートさせたことをきっかけに、厚生年金から国民年金へと切り替えた方もいるでしょう。年金にはお得な割引や免除制度があるため、ぜひこの機会に覚えておいてください。

国民年金が大きく割引される2つの方法とは?

国民年金にはお得な割引制度があり、2つの方法を組み合わせることで嬉しい割引が適用されます。
まず一つ目は、支払い方法を選ぶこと。
・現金
・口座振替
・クレジットカード
上記の3つから選べますが、「口座振替」を選んでください。

二つ目は当月の保険料を当月末に引き落としにする「早割」にて納付すること。翌月末ではなく、当月引落しにすると毎月50円の割引になります。

さらにまとめて前納するほどに、割引額は大きくなります。(令和3年度参考)
6か月前納、割引額:1,130円
1年前納、割引額:4,180円
2年前納、割引額:15,850円
年金は最長で2年先まで前納でき、まとめて支払うほどに割引額は大きくなります。
ただし振替日は統一されているため、事前に年金事務所へ申出書を提出する必要があります。申出書は郵送でも可能ですが、早期に申請しておきましょう。

収入が少ない在宅ワークがすべき申請

在宅ワークに切り替えたら所得が減り、年金を納めるのが困難になったという場合もありますよね。そんなときには「国民年金保険料免除」の手続きをおこないましょう。
お近くの市役所から手続きができ、申請が通れば4種の免除額(全額、4分の3、半額、4分の1)のどれかが適用されます。ただし免除期間の老齢年金(将来受け取れる年金)が1/2になることを覚えておいてください。
10年以内であれば追納もできるため、在宅ワークが軌道にのり、資金に余裕ができたら追納制度を利用してもいいでしょう。

裏技!?国民年金はカード前納もお得

口座振替かつ前納すると大きな割引額が適用される国民年金ですが、現金・クレジットカード払いでも割引額は適用されます。一番お得なのは口座振替ですが、クレジットカードを利用している方はポイント加算が期待できるはず。
たとえば1年前納にした場合、割引後の支払額は下記になります。(令和3年度参考)
口座振替:195,140円
カード払い:195,780円
還元率の高いクレジットカードを使用すれば、ポイントによる高い加算によるメリットが得られます。お手持ちのカードの還元率を確認し、640円の差額と検討しながら支払い方法を検討してみてください。
お得な割引や便利な制度をしっかりと理解し、賢く年金を納めましょう。

カテゴリ
新着
同じカテゴリの記事