• 【知らないと損!】フリーランスになるなら知っておくべき節税3選
公開:2021/07/08  更新:2021/06/26

【知らないと損!】フリーランスになるなら知っておくべき節税3選

フリーランスになると、自分で納税を行う必要があります。税金にも様々な種類があり、どのように節税を行えばいいか迷ってしまいますよね。
本記事では、数あるフリーランスの節税方法のなかから、おすすめ3選を紹介します。

フリーランスになるなら知っておくべき節税3選!

支払う税金は、以下の計算式で決まります。

「課税所得額 = 収入 ー 経費 ー 各種控除」

一般的に、税金は課税所得額に比例して多くなるので、経費や控除を上手く利用して課税所得額を抑えるのが節税のポイントです。今回は以下3つの各種控除について説明します。

・青色申告特別控除
・小規模企業共済等掛金控除
・ふるさと納税

①青色申告特別控除で賢く節税

節税効果が高いのが青色申告特別控除です。確定申告時に青色申告にすることで、最大65万円の特別控除を受けることができます。

条件によって控除額は変わりますが、申請を出さないと節税効果の自動的に低い白色申告扱いになってしまうため、フリーランスなら必ずチェックするようにしましょう。条件は国税庁のホームページから確認することができます。

②小規模企業共済等掛金控除で将来も安心

年金や退職金を補填する側面をもつ以下4つの制度への掛金が全額控除対象となります。

・小規模企業共済
・企業型確定拠出年金
・個人型確定拠出年金
・障害者扶養共済制度

小規模企業共済はおもに経営者が利用していて、廃業時や退職金代わりのために積み立てる共済制度です。

個人型確定拠出年金はiDeCoとも呼ばれる私的年金で、自己責任で運用する年金制度のこと。掛金だけでなく運用益も全額非課税になります。

③ふるさと納税でうれしい返礼品

ふるさと納税とは、応援したい自治体、支援したい自治体を選んで自由に寄付できる制度のことです。寄付金額から2,000円を引いた額が全額控除されます。地元に納税するもよし、好みの返礼品をもらえる自治体に納税するもよし。

節税対策はもちろん、返礼品がもらえて地元も応援でき、一度で三度美味しい人気の制度です。

まとめ

節税対策は知識がものを言い、制度を知っているかいないかというだけで、税金が何十万円も変わってしまいます。申請の方法自体は複雑ではなく、一度覚えてしまえばあとはラクにできるので、学ぶに越したことはありません。

将来への積み立て金や返礼品がもらえるなど節税以外のうれしい一面もあるので、フリーランスなら積極的に利用していきましょう。

執筆者名:安西ヨシオ
略歴:国立大学を卒業しIT企業に就職するも、「個人で生きる」・「自由に生きる」方法を模索しフリーランスの道へ。個人で稼げる人を増やすのが目標。

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