特産品・歴史など・著名人・方言などその地域の特徴など
#静岡県の歴史
静岡県の歴史は石器時代から始まり、その頃にはすでに多くの人が住んでいたと言われています。古墳時代になると静岡県は西側と中心部、そして東側を分けて、それぞれ遠江の国、駿河の国、伊豆の国と呼ぶようになりました。鎌倉時代には今川氏や北条氏が静岡県内を治めていましたが、江戸時代になると徳川家康が今の静岡市にあたる駿府に隠居し、静岡県全体に大きな影響を与え始めたのです。その後東海道五十三次の宿場を中心に大きく栄え、明治には静岡県の直接の由来となる静岡藩が誕生しました。そして明治9年、韮山県の一部と浜松県を合併し、今の静岡県になったのです。
#静岡県の特産品
静岡の特産品といえば、やはり静岡茶でしょう。1244年にはすでにお茶の栽培が始まっていたと言われており、現在は特に牧之原台地で盛んに栽培されているのです。静岡茶はそのまま飲むだけでなく、和菓子や洋菓子など様々な食品にも使われています。また、西部地区の三ヶ日みかんも有名で、江戸の中期には栽培が始まっていたのです。三ヶ日みかんは糖度が高くコクのあるのが特徴でしょう。他にもしらすや駿河湾の桜えびなど、静岡県には多くの特産品があります。
#静岡県出身の著名人
「ちびまる子ちゃん」でおなじみの漫画家のさくらももこさんは、静岡県清水区出身です。映画化もされたホラー小説「リング」の作者鈴木光司さんは、浜松市出身となります。他にも女優の長澤まさみさんや広瀬すずさん、俳優の磯村勇斗さんや加藤諒さんなども静岡県出身です。
#静岡県の方言
静岡県の方言は西部と中部、東部で多少の違いがありますが、全体として語尾に特徴があります。「～だよね」という意味を表す際に、語尾を「だら」とするのは有名です。「～だよ」を「～だに」と表すこともよくあり、「そうだよ」は「そうだに」と言います。他には「仕方がない」を「しょんない」と言ったり、「きれい」を「けっこい」と言ったりするのも静岡県の方言です。
2021直近の有効求人倍率、最低賃金、経済動向
2021年7月の静岡県の有効求人倍率は、1.22倍となっています。これは全国平均を上回っており、地域別の有効求人倍率も全地域が前年の同月を上回っているのです。理由は製造業の新規求人が増えたからと考えられます。2021年10月の静岡県の最低賃金は時間額913円で、全国平均の930円よりやや低いです。しかし静岡県はコロナの影響を受けにくい製造業が多く、雇用状況は改善していると考えられます。生産量や輸出量もますます増加していくでしょう。在宅ワーク求人も増えています。個人の消費も持ち直しており、経済動向は全体的に回復の兆しがあると言えるでしょう。
県独自の在宅ワークの助成金や住宅助成金など有益な情報
静岡県は在宅ワークを支援するために、住環境を整える場合の費用を最大35万円負担する補助金制度を実施しているのです。具体的には仕切りの壁を作ったり、部屋を防音にしたりするのにかかる費用を半額補助することになっています。その際、県産の材料を使用すれば、補助金がさらに上乗せされるのです。補助対象となる住宅は戸建て住宅、併用住宅、共同住宅、長屋ですが、賃貸の場合は所有者の工事に関する許可が必要となります。補助金申請し、交付が決まってから工事の契約をしなければならない点は注意して下さい。
県のスローガンや子育て、就業、税金面の優遇などそこに住む為の有益な情報や独自の記事
#静岡県のスローガン
静岡県内では、様々な市が独自のスローガンを掲げています。例えば浜松市は「やらまいかスピリッツ！ 創造都市・浜松から。」というスローガンで、地域一丸となって様々なことに取り組んでいるのです。他にも静岡市は「活発に交流し価値を創り合う自立都市世界に輝く『静岡』の創造」、富士市は「富士山のふもとしあわせを実感できるまちふじ」というスローガンを掲げています。
#静岡県の子育て支援
静岡県には「しずおか子育て優待カード」事業があるのです。18歳未満の子どもを同伴している保護者や妊娠中の方は、優待カードを協賛店舗で提示することで特別なサービスを受けられます。三島市では中学生までの医療費が無料となっており、西伊豆町ではなんと高校生までの医療費が無料です。医療費に関しては、他にも多くの市区町村で助成があります。
#静岡県の就業支援
静岡県には、東京から静岡県に移住して就業や起業した方に対しての支援金制度があります。これは支援金対象求人サイトの求人に就業した方や、起業支援事業の支援金を受けた方に最大100万円が支給される制度です。また、東京の会社員で静岡県内に移住し、在宅ワークをする方も対象となります。
#静岡県の税金の軽減措置
静岡県では、コロナの影響により3ヶ月分の事業収入が、前年の同期間よりも30％以上減少している中小事業者の固定資産税と都市計画税が軽減されるのです。減少率が30%以上50%未満の場合は半分、50%以上の場合は全額が軽減となります。これは個人の方にも賃金面で良い影響が出るでしょう。
人口・面積・世帯数
2021年8月の静岡県の人口は3,612,276人で、世帯数は1,488,642世帯です。面積は7,777平方キロメートルとなります。
