特産品・歴史など・著名人・方言などその地域の特徴など
最初に、奈良県の特産品や歴史などを紹介します。まずは、奈良県の魅力を理解しましょう。
#奈良県の特産品
近年、注目を集めている奈良県の特産品がイチゴです。具体的には、あすかルビーと古都華が注目を集めています。あすかルビーはアスカウェイブと女峰を交配して奈良県農業試験場で誕生した品種、古都華は7-3-1と紅ほっぺを交配して奈良県農業総合センターで誕生した品種です。いずれも、濃厚な味わいや豊かな果汁が高く評価されています。
#奈良県の歴史
奈良県は歴史が非常に豊かな地域です。ハイライトのひとつといえるのが奈良時代でしょう。奈良時代は、平城京に都が置かれた時期（710～794年）を指します。ちなみに、東大寺の大仏が作られたのもこの時期です。現在でも、県内で奈良時代の面影を楽しむことができます。
#奈良県の著名人
奈良県はさまざまな著名人を輩出しています。誰もが知っている著名人として挙げられるのが、「竜馬がゆく」などで知られる作家の司馬遼太郎さんです。漫画家の楳図かずおさんも奈良県出身として知られています。芸能人では、Kinki Kidsの堂本剛さん、女優の松下奈緒さんなどが有名です。
#奈良県の方言
奈良県の方言は、基本的に大阪や京都などと同じです。いわゆる関西弁と考えてよいでしょう。しかし、他の地域とやや異なる部分もあります。例えば、語尾に「やよ」をつける点が挙げられます。「○○やよ」は「○○だよ」を意味します。関西弁の中では、優しい印象といえるかもしれません。
2021直近の有効求人倍率、最低賃金、経済動向
奈良県の有効求人倍率・最低賃金・経済動向は次の通りです。
#奈良県の有効求人倍率
独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表している資料によると、2021年7月時点の奈良県の有効求人倍率は1.23倍です。1月時点の有効求人倍率は1.06倍、4月時点の有効求人倍率は1.18倍なので、雇用環境は良くなっているといえるでしょう。在宅ワーク求人を見つけやすいかもしれません。
#奈良県の最低賃金
厚生労働省が発表している資料によると、令和3年度における奈良県の最低賃金時間額は866円です。全国加重平均額は930円なので、賃金時間額はやや低いといえます。
#奈良県の経済動向
2021年にはいり、奈良県経済は緩やかに持ち直していると考えられています。新設住宅着工戸数、公共工事請負金額などが増加しているうえ、有効求人倍率も上昇しているからです。
県独自の在宅ワークの助成金や住宅助成金など有益な情報
奈良県は在宅ワークの普及促進を図るため、奈良県テレワーク導入支援補助金を設けています。補助対象者は、県内の中小・小規模事業者ならびに個人事業主です。テレワークの実施に必要な機器やソフトウェアの購入費用の一部を補助してくれます。補助率は3分の2、上限額は60万円です。条件に該当する場合、積極的に活用したい補助金といえます。
県のスローガンや子育て、就業、税金面の優遇などそこに住む為の有益な情報や独自の記事
奈良県での生活や就業をサポートしてくれる情報を紹介します。
#なら子育て応援団
奈良県は、子育て世帯を支援する「なら子育て応援団」を実施しています。なら子育て応援団は、登録するだけで協賛店からさまざまなサービスを受けられる制度です。例えば、割引や粗品プレゼント、ミルクのお湯提供などのサービスを受けられます。対象は、18歳未満の子どもがいる家庭の人、妊婦がいる家庭の人です。
＃移住支援金
奈良県は県内の人材不足を解消するため、東京圏から移住して県内で就業・起業する人に移住支援金を支給しています。対象は、東京23区在住または通勤者で地域と深い関わりがあると市町村が認めた人などです。条件を満たす人が移住支援事業実施市町村に転入して、移住支援金の申請日から5年以上継続して居住する意志を有している場合、最大で100万円の支援金を受けられます。東京圏から移住を検討している人にとっては、魅力的な制度といえるでしょう。
人口・面積・世帯数
令和3年8月1日時点における奈良県の人口は131万5007人、世帯数は60万3861世帯です。前年比で、人口は9419人の減少、世帯数は3439世帯の増加となっています。人口は減少傾向にあるといえるでしょう。
奈良県の面積は3691.09平方キロメートルです。この大きさは、国土の約1％、全国で40番目となっています。ちなみに、大阪府、京都府、和歌山県、三重県に囲まれているため、海には面していません。
