• 山口県の特徴と経済状況|在宅ワーク求人を探す前にチェック
公開:2021/10/13  更新:2021/10/13

山口県の特徴と経済状況|在宅ワーク求人を探す前にチェック

山口県で在宅ワーク求人を探すのであれば、県の特徴や経済状況を把握しておきましょう。これらを把握していないと、県民との会話についていけないことや最適なタイミングで求職活動を行えないことなどが考えられるからです。この記事では、山口県の特産品、方言などのほか、有効求人倍率、最低賃金、子育て支援などを紹介しています。

特産品・歴史など・著名人・方言などその地域の特徴など

山口県で在宅ワーク求人を探すにあたり知っておきたいのが県の特徴です。どのような都道府県なのでしょうか。

#山口県の特産品
山口県の特産品として、高級魚のノドグロが挙げられます。主な漁場は、山口県萩市見島西方沖です。漁船2隻が1組となり操業する沖合底引き網漁業などで漁獲し下関漁港に水揚げされています。山口県で漁獲されたノドグロの特徴は、上質な脂をたっぷりと含んでいることです。とろけるような食感から、白身魚のトロと呼ばれています。ちなみに、「やまぐちの農林水産物需要拡大協議会」は、全国に誇れる山口県の商品を「やまぐちブランド」として登録しています。重量200g以上、脂質15%以上のノドグロは、「やまぐちブランド」とされています。

#山口県の歴史
山口県が誕生したのは明治4年(1871年)です。廃藩置県で置かれた山口県・岩国県・豊浦県・清末県が合併し、現在の山口県が誕生しました。山口の名称は、県庁所在地が山口町だったため採用されました。山口の由来は山の入り口です。

#山口県の著名人
山口県は数多くの政治家を輩出しています。首相経験者は、伊藤博文、山形有朋、桂太郎、寺内正毅、田中義一、岸信介、佐藤栄作、菅直人、安倍晋三の9名です。映画監督も多数輩出しています。例えば、男はつらいよシリーズでお馴染みの山田洋二、エヴァンゲリオンやシン・ゴジラなどで知られる庵野秀明は山口県出身です。芸能人では、お笑い芸人の田村淳、松村邦洋、俳優の松田優作、緒川たまきなどが挙げられます。

#山口県の方言
山口県の方言は、島根県西部や広島県西部の方言と共通する点が少なくありません。一方で、県西部の方言は九州の方言と似ているところがあります。代表的な山口弁として、「しんどい」を意味する「せんない」、「めちゃくちゃ」を意味する「わや」、「だめ」を意味する「いけん」などが挙げられます。山口弁は、防長弁、萩ことばなどと呼ばれることもあります。

2021直近の有効求人倍率、最低賃金、経済動向

在宅ワーク求人を探す前に、必ず押さえておきたいのが山口県の経済状況です。有効求人倍率や最低賃金はどのようになっているのでしょうか。

#山口県の有効求人倍率
独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表しているデータによると、2021年7月時点における山口県の有効求人倍率は1.36倍です。2020年7月の有効求人倍率が1.21倍、2021年1月の有効求人倍率が1.26倍だったことを考えると、横ばいから上昇傾向といえるでしょう。在宅ワーク求人を見つけやすい状況といえます。

#山口県の最低賃金
厚生労働省が発表している地域別最低賃金の全国一覧によると、令和3年度における山口県の最低賃金時間額は857円です。全国で28番目なので、山口県の最低賃金時間額はやや低いといえるでしょう。ちなみに、全国加重平均額は930円です。

#山口県の経済動向
山口県は、令和3年8月における県内景気を「弱い部分が一部にみられるものの、全体として持ち直している」と評価しています。輸出が前年を上回り、設備投資が増加しているうえ、個人消費も持ち直しの動きが続いているからです。山口県経済は、徐々に回復しているといえるでしょう。

県独自の在宅ワークの助成金や住宅助成金など有益な情報

山口県内の自治体は、移住をサポートするさまざまな制度を用意しています。例えば、下関市は、市内への移住を検討している市街在住者を対象に滞在施設に無料で宿泊できる「下関お試し暮らし」を実施しています。滞在施設は、街中暮らしを体験できるウズハウス、田舎暮らしを体験できる農業公園みのりの丘、ペンシオーネ島戸の3種類です。利用条件は、移住相談窓口で移住相談をして体験プログラムに参加することとなっています。

県のスローガンや子育て、就業、税金面の優遇などそこに住む為の有益な情報や独自の記事

子育て世帯は、子育て支援も気になるでしょう。山口県は、フィンランドのネウボラを参考に「やまぐち版ネウボラ」を起ち上げて、切れ目のない地域子育て相談支援体制を実現しています。具体的には、地域子育て支援拠点が日常の相談、子育て世代包括支援センターが妊娠期から子育て期までの相談・支援を行う体制を構築しています。身近な場所でさまざまな相談を行えるため、安心して子育てと仕事に取り組めます。

人口・面積・世帯数

2021年9月1日時点における山口県の人口は132万9214人、世帯数は59万6814世帯です。2020年9月1日時点の人口が134万2354人、世帯数が60万1599世帯だったので、人口・世帯数とも減少傾向といえます。山口県内で人口・世帯数が最も多い市町村は下関市です。

山口県の面積は6112.54平方キロメートルです。この大きさは、全国で23番目となっています。山口県内で最も大きな市町村は山口市です。

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