• 香川県で在宅ワークしたいなら知っておくべき県の特徴と経済情勢
公開:2021/10/12  更新:2021/10/12

香川県で在宅ワークしたいなら知っておくべき県の特徴と経済情勢

香川県は海に面したとても美しい県です。在宅ワークをしつつのんびり暮らしたいと考えていませんか。在宅ワーク求人を探すのであれば、県の特徴や経済情勢を把握しておくことをお勧めします。就職活動に役立つからです。この記事では、香川県の特徴や有効求人倍率、最低賃金、移住をサポートしてくれる制度などを紹介しています。

特産品・歴史など・著名人・方言などその地域の特徴など

最初に、香川県の特徴を紹介します。特産品や歴史などを見ていきましょう。

#香川県の特産品
香川県の特産品として挙げられるのがうどんです。香川県には、たいらうどん、生醤油うどん、しっぽくうどん、どじょううどんなど、うどんのさまざまな食べ方があります。県民のソウルフードといってもよいでしょう。香川県でうどんが普及した理由は、良質なうどんの材料(塩と小麦)が採れたからです。お遍路さんの接待に用いられたことも要因とされています。また、近年では讃岐うどんのチェーン店が登場したことで、香川県のうどんが全国的に注目を集めています。うどんは、香川県を代表する特産品のひとつといえるでしょう。

#香川県の歴史
香川県は、高松藩が廃止されて設置された高松県と丸亀県を統合して1871年(明治4年)に生まれました。しかし、香川県は徳島県にあたる名東県や愛媛県に編入されることになります。現在の香川県が成立したのは、香川県誕生から17年後の1888年(明治21年)です。香川県は、47都道府県の中で最も遅く成立しました。

#香川県の著名人
香川県は多様な著名人を輩出しています。実業家では、大正製薬創業者の市井絹治郎、日本ハム創業者の大社義規が香川県出身です。漆芸では、音丸耕堂など5人の人間国宝を輩出しています。香川県出身の芸能人も少なくありません。例えば、俳優の高畑淳子、要潤、お笑い芸人の中田ボタン、南原清隆が挙げられます。

#香川県の方言
香川県で使用される方言は讃岐弁と呼ばれています。海を挟んで面しているため、近畿地方の方言や中国地方の方言と似ている部分があります。香川県の方言として、「腹が立つ」を意味する「はがい」、「ずるい」を意味する「へらこい」、「おなかいっぱい」を意味する「おなかおきた」などが挙げられます。

2021直近の有効求人倍率、最低賃金、経済動向

在宅ワーク求人を探すうえで気になるのが香川県経済です。有効求人倍率や最低賃金、経済動向などは、どのようになっているのでしょうか。

#香川県の有効求人倍率
香川県の有効求人倍率は、独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表している都道府県別有効求人倍率をみればわかります。この資料によると、2021年7月時点における香川県の有効求人倍率は1.35倍です。2020年7月時点の有効求人倍率は1.28倍、2021年1月時点の有効求人は1.37倍だったので、ほぼ横ばいといえるでしょう。香川県は売り手市場が続いています。

#香川県の最低賃金
香川県の最低賃金は、厚生労働省が発表している地域別最低賃金の全国一覧を見ればわかります。この資料によると、令和3年度における香川県の最低賃金時間額は848円です。他都道府県と比べると、全国で30番目の水準となっています。ちなみに、全国加重平均額は930円です。香川県の最低賃金はやや低いといえます。

#香川県の経済動向
四国財務局は、香川県経済を一部に弱さがあるものの持ち直しつつあると評価しています(令和3年7月判断)。百貨店、スーパーを中心に個人消費が堅調であるうえ、住宅建設、公共事業も前年度を上回っているからです。ただし、観光などが低迷しているため、全面回復とはいえません。現在は景気回復の途上と考えられます。

県独自の在宅ワークの助成金や住宅助成金など有益な情報

香川県内の自治体は、移住を後押しする制度を設けています。各自治体で活用できるのが家賃補助です。県外で3年以上居住してから香川県へ転入して、民間賃貸住宅に居住している世帯に対し家賃や諸経費の一部を補助しています。家賃の補助は最高2万円×12カ月、諸経費の補助は最高6万円です。どちらも、半額補助となっています。就職で転入する場合、家賃補助を活用できるかもしれません。

県のスローガンや子育て、就業、税金面の優遇などそこに住む為の有益な情報や独自の記事

子育て中の人は、在宅ワーク求人だけでなく香川県の子育て支援も気になるでしょう。香川県は「子育て県かがわ」をスローガンに掲げて、さまざまな子育て支援を行っています。ユニークな支援として挙げられるのが縁結び・子育て美容eki(えき)事業です。この事業は、誰もが訪れる地域の美容院やネイルサロンなどで、結婚支援情報や子育て支援情報を提供して必要に応じて相談窓口につなぐ事業となっています。適切な情報を提供できるように、美容院などで認定講習会を実施している点がポイントです。安心して子育てできる環境といえるでしょう。

人口・面積・世帯数

令和2年10月1日時点における香川県の人口は95万1049人、世帯数は40万6464世帯です。平成27年10月1日時点における人口は97万6263人、世帯数は39万8551世帯だったので、人口は減少傾向、世帯数は増加傾向といえるでしょう。香川県内の市町村で最も人口が多いのは高松市、2番目に多いのは丸亀市、3番目に多いのは三豊市です。

香川県の面積は、1862.32平方キロメートルです。全国で最も小さな都道府県となっています。香川県内で最も大きな市町村は高松市、2番目に大きな市町村は三豊市、3番目に大きな市町村は仲多度郡まんのう町です。

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